よく噛んでゆっくり食べることがダイエットの秘訣


Under Secretary Kevin Concannon, center, watches on as a student takes a bite of his apple

by U.S. Department of Agriculture(画像:Creative Commons)




【石井館長の魁!ダイエット塾】よく噛んで「腹六分目」

(2009/9/30、zakzak)

そもそもダイエットだけでなく健康の観点から考えても、食べ過ぎは諸悪の根源。

生活習慣病と言われる病気のほとんどすべては、食べ過ぎが原因だと言っても過言ではありません。

人類の歴史からいって、現代人は食べすぎといっても過言ではありません。

人間の体には、血糖値を上げるホルモンは数多くあるそうですが、血糖値を下げるホルモンは、インスリンの1つしかありません。

つまり、飢餓を耐え抜く体になっているのです。

我々が通常1日で食べる分量は2300-2500キロカロリーと言われます。

しかし、実際に1日で必要とするカロリー数は約1500。

つまり腹六分目でいいということになる。

それが証拠に、刑務所の食事は、1日1500キロカロリーを目安に作っています。

刑務所は囚人がちゃんと刑期を務められるよう細心の注意を払いますから、健康な体作りにはそれだけで十分だということです。

刑務所の食事も1日1500キロカロリーを目安に作られ、とても健康的な食事といえそうです。

しかし、これまでの食事が2300~2500キロカロリーで、1500キロカロリーの食事に量を減らせば、満足感が得られないという人もいると思います。

ではどうやって満足感を得られる食事ができるのでしょうか。

いざ食事量を減らすと物足りなく感じることでしょう。

だが、そう感じさせないコツがあります。

それは食べ物を少しずつよく噛んで食べること。

食事をとり始めて胃から脳へ「満腹」のサインを送るのに15-20分かかります。

ゆっくり食べる間に、脳が満腹感を味わえば腹六分の量で満足できるというワケです。

かむ回数を増やし、よく味わって食べることが、満足感が得られる食事の秘訣。

そうすることで、自然と食事の量が減り、ダイエットにつながるというわけですね。







【関連記事】