参考画像:PRTIMES
このブログでは「えごまそば」を紹介させていただいておりますが、時々えごまそばの試食会を行なっております。
その時に特に注意しているのが、お子様のご試食です。
特にご家族がついていらっしゃらない場合には、えごまそばの試食をご遠慮いただいております。
それは、「蕎麦アレルギー」というアレルギーがあるからです。
アレルギーの中でも蕎麦アレルギーの反応はひどいといわれているため、特に注意をしています。
そばアレルギーに対して関心を持っていた中に、今回偶然そばアレルギーをチェックできるスタンプがあるというツイートを見つけましたので紹介したいと思います。
そばアレルギーのチェックが、浮世絵スタンプで楽しく行えるようになりました。日本への外国人旅行客にとっては、命に関わる深刻な問題にアプローチしています。
https://t.co/6R0ZbYE55u#JWTJapan pic.twitter.com/0xb3THRe0F
— ひらめき師 (@0dake) 2016年4月30日
J. Walter Thompson Japan develops soba allergy tattoo checker to keep foreign tourists safe
(2016/4/26、Campaign Brief Asia)
The group, known as the 230 Soba Street Promotion Committee, recruited J. Walter Thompson Japan, which developed the Soba Allergy Tattoo Checker – a sticker decorated with a Japanese tattoo motif – in cooperation with Dr. Mami Nomura, a dermatologist.
To check if you are allergic, apply soba-yu – the water that soba noodles have been simmered in – to the sticker and attach with the wet side to your skin. If you are allergic, your skin will turn red and the color will be visible through the clear plastic sections of the tattoo motif.
そばアレルギータトゥーチェッカーというのは、肌に浮世絵柄のステッカーを貼り付けると、アレルギーがある場合は肌が赤くなり、タトゥー部分に赤い部分が現れ、模様のようになります。
アレルギー反応が出ました。 pic.twitter.com/PDIiMgsylB
— 230そば街道推進委員会 (@230soba) 2016年4月14日
これが、当日使われる、そばアレルギーチェックのためのステッカーです。アレルギーがあると、赤い部分が現れます。 pic.twitter.com/ZqzAbXHxRA
— 230そば街道推進委員会 (@230soba) 2016年3月6日
These artistic tattoo stickers flare up in color if the user is allergic to soba. pic.twitter.com/FlnQQnwfDX
— 230そば街道推進委員会 (@230soba) 2016年3月6日
日本ではそばアレルギーがあることはかなり広く知られるようになってきましたが、訪日外国人観光客はそばをアレルギー食品だと知らずに食べてしまうこともありえます。
このそばアレルギータトゥーチェッカーはそうした命にかかわる深刻な問題をデザインの力で解決しようというものです。
日本に来た外国人観光客が積極的にそばアレルギーをチェックしてもらうために、海外の人にとって身近ともいえるタトゥーと日本の文化が感じられる浮世絵デザインを組み合わせ、ステッカーにして貼り付けるだけでアレルギーチェックができるというのは貼り付けること自体をも楽しめるものになっているのではないでしょうか。
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