■小児四肢疼痛発作症|成長痛(子供の頃に手足の関節が急に痛む症状)や疳の強い子の原因は遺伝子変異|京大・秋田大学など
by amenclinicsphotos ac(画像:Creative Commons)
(2016/5/26、日本経済新聞)
幼少期の手足痛は遺伝子変異が原因 京大など研究チーム「小児四肢疼痛発作症」と命名
(2016/5/26、産経ニュース)
患者の遺伝子を調べた結果、痛みに関連する「SCN11A遺伝子」に変異があることが共通していた。
子供のころに手足の関節が急に痛むという症状、いわゆる「成長痛」を経験したこともある人もいると思いますが、実はこの原因が痛みに関連する「SCN11A遺伝子」の変異にあり、京都大と秋田大などのチームが「小児四肢疼痛発作症」と名付けたそうです。
■「小児四肢疼痛発作症」の特徴
(2016/5/26、日本経済新聞)
小児四肢疼痛発作症の特徴をまとめます。
- 乳幼児期に急に関節が痛む
- これまで神経質でよく泣く子や不機嫌な子(いわゆる「疳(かん)が 強い」)といわれることが多い
- 痛みは15~30分間続き、月10~20回起きる
- 10代後半ごろから軽くなり、成人になるとほぼ消える
- 寒さや疲労、悪天候により痛みが起こる
- 親族に同じ症状を経験した人が多い
【参考リンク】