by University of Exeter(画像:Creative Commons)
<がん細胞>悪性化の仕組み判明 群馬大
(2010/1/15、毎日新聞)
細胞内にある「Hsp90」というタンパク質が、がん細胞を悪性化する酵素の一つ「Polη(イータ)」の働きを促進していることを、群馬大生体調節研究所の研究グループが突き止めた。
抗がん剤でHsp90の働きを阻害し、がん細胞の悪性化を抑える研究が進んでいるが、その仕組みが判明したのは初めて。
14日付の米科学誌「モレキュラーセル」(電子版)に掲載された。
群馬大生体調節研究所の研究グループによれば、「Hsp90」が、がん細胞を悪性化する酵素の一つ「Polη(イータ)」の働きを促進していることがわかり、がん細胞の悪性化の仕組みがわかったそうです。
この仕組みがわかったことで、より効果的に抗がん剤の使用やガンの悪性化の抑制ができるようになるかもしれません。
今後の研究に期待したいですね。
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