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「老いは目から」…包括的検診の勧め 40歳以上は5~10年ごとに
(2010/1/16、msn産経)
日本の視覚障害者は約31万人とされるが、米国など諸外国と同じ基準で照らし合わせると約164万人に上るとみられることが、専門家の調査で分かった。
アメリカなど海外の国々と同じ基準で判断すると、日本の視覚障害者は約164万人いるのではないかと考えられているそうです。
年代別にみると、視覚障害は50歳から増え始め、全体の半数が70歳以上、60歳以上では72%に上った。
視覚障害は50代以上から増加し、70代以上で特に男性で視覚障害になる率が急増しています。
視覚障害を病気別でみると、緑内障、糖尿病網膜症、変性近視、加齢黄斑(おうはん)変性、白内障の5つで75%を占める。
「これらは糖尿病や遺伝素因もあるが、多くは加齢が原因。中高年のこれらの病気が近年、問題化している」(山田部長)
目の病気別にみると、緑内障・糖尿病網膜症・変性近視・加齢黄斑変性・白内障の5つの病気で75%を占めているそうです。
これらの多くの病気の初期の段階では、自覚症状が殆どないため、定期的な検査による早期発見が重要となってきます。
視力検査だけでは見つからないため、山田部長は視力検査に加え、(1)屈折検査(2)細隙灯(さいげきとう)顕微鏡検査(3)眼底検査(4)眼圧検査-の計5つの包括的検診を勧める。
これらはほぼすべての眼科で受診可能。
費用は検査内容などによるが、保険が適用されると自己負担(3割)は3千円程度で済む。
「『自分は目が良い』と思っている人ほど悪化させてしまう。
一概に言えないが、40歳以降で5~10年に1回は眼科専門医で受診しては」
40歳以降は5年から10年に一度は眼科専門医にみてもらうことを勧めています。
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