「がん以外」でも処方増 医療用麻薬で痛み緩和 低い認知度


「がん以外」でも処方増 医療用麻薬で痛み緩和 低い認知度…国が普及に本腰へ(2008/10/22、MSN産経ニュース)

関節の変形や神経の損傷などが原因で慢性の激しい痛みに苦しむ人は多く、がん同様に医療用麻薬を使う治療が増えている。患者からは「痛みがウソのように取れた」「穏やかな生活が戻った」という声が聞かれ、依存性も心配無用な半面、認知度はまだ低く、国は本格普及に乗り出した。
<中略>
昨春施行のがん対策基本法に疼痛緩和が盛り込まれたが、がん以外はまだまだ。モルヒネはがん以外に使えないと誤解する医師も多く、適切な痛み治療を受けられない人が少なくない」という。そこで、昨春着手した在宅緩和ケア対策推進事業で「正しい知識の普及や診療科を超えた医療の連携、人材確保を図り、痛みの通院治療態勢の充実を目指す」という。

医師の中でも医療用麻酔について誤解していることもあるそうで、そのために適切な痛みを緩和する治療を受けられない患者もいるようです。

このことに関する知識の普及が重要になりそうですね。

慢性的な痛みがある方は、専門医に相談してみましょう。