■平愛梨さんの子宮頸がん検診の受診結果は「異常なし」
女性のみなさん、子宮頸がん検診は受けて安心できることもメリットです。ぜひぜひ、受けましょう。自分のためにも、大切な人のためにも。#検診女子https://t.co/6FqNvYZegM pic.twitter.com/aVH1jRZk9M
— 平愛梨 (@harikiri_tairi) 2017年3月1日
(2017/3/1、平愛梨オフィシャルブログ)
前回、子宮頸がん検診を受けた受診結果が届きました‼︎
「異常なし!」でした。
平愛梨さんは、舟山久美子さんや松本愛さんとともに「それゆけ!検診女子|東京都福祉保健局」の子宮頸がん検診応援ガールに就任しており、子宮頸がん検診を自ら体験したそうで、今回の子宮頸がん検診の受診結果は「異常なし」だったそうです。
日本のがん検診受診率は欧米に比べて低い!?|平成25年国民生活基礎調査によれば、米国では子宮頸がん検診の場合、85.9%の女性が検診を受診しているのに対して、日本では24.5%にとどまっているそうです。
以前と比べると子宮頸がん検診はアメリカでも日本でも増加傾向にあるのですが、それでも欧米と日本とでは検診受診率に大きな差があることがわかります。
<部位別死亡率>肝臓がんや胃がん大幅減少|子宮頸がんによる死亡率が高まっている原因とは?で紹介した厚生労働省のがん対策推進協議会がまとめた「がん対策推進基本計画」(2012〜16年度)の中間評価報告書にあるがん患者の部位別死亡率の推移によれば、子宮頸がんによる死亡率は増える見通しなのだそうです。
健康に対する意識が高まっているにもかかわらず、子宮頸がんによる死亡率が高まっているのには、何らかの原因があるのではないでしょうか。
●子宮頸がん検診へのハードルが高い
●「関心はあるが検診までは」と思っている人が多い
糖尿病の発見につながる血糖値への意識が低い!?で紹介した糖尿病診断アクセス革命事務局が30~60代の主婦300人を対象に行った「主婦の健診受診状況調査」によれば、自分の健康で心配なことについての質問では、乳がんや子宮がんなどの「女性特有の病気」が71.3%と、高い関心を示しています。
しかし、乳がんに9割関心、しかし乳がん検診を受けた人は約4割によれば、乳がんに対しては9割近くの女性が関心は持っていますが、乳がん検診を受けた人は約4割にとどまっているそうです。
仕事や子育てのために時間に追われてしまい、乳がん検診や子宮頸がん検診を受けてみたいけれども、その時間がないという人も多いのかもしれません。
子宮頸がん対策のための検診の重要性を呼びかけることや場合によっては子宮頸がんワクチンによる予防が必要になるかもしれません。
※子宮頸がんワクチンによる副作用・健康被害が出たことから、国が子宮頸がんワクチン接種の勧奨を中止して6月14日で丸2年ですが、この問題が解決しなければ子宮頸がんワクチンによるがん予防を積極的に推奨していくということも難しいですね。
■子宮頸がんとは?
参考画像:それゆけ!検診女子|東京都福祉保健局|スクリーンショット
子宮がんは、主にがんができる場所によって子宮頸がんと子宮体がんの2種類があります。このうち子宮頸がんとは子宮の入口近くにできるがんです。子宮頸がんになる人は20歳代後半から増加し、30歳代後半〜40歳代が多くなります。初期の段階ではほとんどが無症状のため、検診による早期発見が大切です。
子宮頸がんとは子宮の入口近くにできるがんです。
子宮頸がんは早期に発見できれば治療負担も軽いのですが、子宮頸がんのほとんどが無症状であるため、検診が早期発見において重要な役割を果たしています。
早期発見して治療を行なえば、妊娠も出産も可能ということですので、20歳以上の方は、2年に一度定期的に子宮頸がん検診を受けてくださいね。
【関連記事】