by Photo Cindy(画像:Creative Commons)
2010年4月6日放送のホンマでっかTVで「あがり症を克服したい」という相談がありましたが、あがり症で悩んでいる方は多いと思いますので、取り上げてみました。
■局所的に痛みを与える(つねるなど)
脳科学の澤口先生によれば、緊張するときやあがりそうなときは、局所的に痛みを与える(つねるなど)をするといいそうです。
痛みを感じると、痛みを感じるときに使われる脳の部分が活性化し、混乱が抑えられるそうです。
これは試す価値がありそうなアドバイスですよね。
でも、緊張している状況やあがりそうな状況になってみないと、この方法は試せないので、できればあがり症を克服する方法を用意しておきたいところです。
■頭がパニクっている≒同じことを何度も考えている
●科学の池田先生によれば、頭がパニクっている(混乱している)状況というのは、同じことを何度も考えている状況なのだそうです。
そこで、その状況に別のことをいれれば治るのだとか。
頭が混乱しているとき=同じ考えが回っているとは、なんとなく想像しやすかったのです。
ただ、それを止める方法として、緊張をほぐすきっかけというものがあるといいとアドバイスされていたのですが、緊張をほぐすもの=きっかけが思いつくのかどうかというのも不安ですよね。
■腹式呼吸で緊張した時の声の震えを抑える
その他にも、腹式呼吸で緊張した時の声の震えを抑えるというアドバイスがありました。
声の震えを聞いて、さらに自分があがっていることを自覚して、さらにあがるということがあります。
そのためにも、日頃から腹式呼吸で声をだすようにしておくと言うのは良い方法かもしれません。
■まとめ
個人的な意見としては、「あがる」というのは、自分のありのままをみせるというよりも、より良く見せようという気持ちが働くために起こる状況なのではないかと思います。
より良く見せようとするものの、実際には上手く出来ない自分がいて、さらに悪循環へとはまってしまうこともあると思います。
話すのが苦手という理由であがってしまう場合は、話し方のトレーニングをするなど、あがる理由を一つ一つ取り除いていくことがよいのかもしれませんね。