SAROTIS|視覚障碍者がやわらかいインターフェイスが身に着け、障害物を感知し、膨らむことによって、ユーザーに知らせるアイデア

Sarotis|視覚障碍者がやわらかいインターフェイスが身に着け、障害物を感知し、膨らむことによって、ユーザーに知らせるアイデア





■Sarotis|視覚障碍者がやわらかいインターフェイスが身に着け、障害物を感知し、膨らむことによって、ユーザーに知らせるアイデア

SAROTIS|視覚障碍者がやわらかいインターフェイスが身に着け、障害物を感知し、膨らむことによって、ユーザーに知らせるアイデア
SAROTIS|視覚障碍者がやわらかいインターフェイスが身に着け、障害物を感知し、膨らむことによって、ユーザーに知らせるアイデア

参考画像:Sarotis: Experimental Prosthesis|Vimeoスクリーンショット

Sarotis: Experimental Prosthesis|Vimeo

Interactive Architecture Labのプロジェクト「Sarotis」の動画を見ると、視覚障碍者がやわらかいインターフェイスを身につけることで、障害物を感知し、インターフェイスが空気や液体によって膨らむことによって、ユーザーに知らせています。

Sarotis: Wearable Futures|Vimeo

視覚障碍者に対して見えるようにするというアプローチだけでなく、他の感覚を拡張するアプローチによって、見えなくても今までよりも快適に生活することができるようになるという興味深いアイデアです。

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また、このアイデアを使えば、VRで、物理的なものを使わず、ただの空間であっても、まるで迷路を歩いているような感覚を味わうことができそうです。




■まとめ

世界の全盲者の数は2050年には3倍になる!?|なぜこれほどまでに視力障害の人が増加するという予測が立てられているのか?で紹介したThe Lancet Global Healthに掲載された論文によれば、2015年には全盲の人の数は3600万人であり、中等度および重度の視力障碍者の数は約2億1700万人なのだそうですが、2050年には世界の全盲の人の数は1憶1500億人になり、また中等度および重度の視力障碍者の数は2050年には約5億8800万人になる可能性があるそうです。

視覚障害にならないような対策を行なっていくと同時に、「Sarotis」のような視覚障碍者になったとしても過ごしやすい方法を合わせて検討していくことも重要だと思います。




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