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【目次】
- 高血圧による「左脳室内出血」で入院していた安田大サーカス・HIROさんが退院|頭痛と嘔吐があったものの、脳内の出血は軽度で、言葉の不自由や手足のしびれもない
- 脳卒中のリスク要因「動脈硬化」
- 脳卒中予防のガイドライン
- まとめ
■高血圧による「左脳室内出血」で入院していた安田大サーカス・HIROさんが退院|頭痛と嘔吐があったものの、脳内の出血は軽度で、言葉の不自由や手足のしびれもない
by Lisa Brewster(画像:Creative Commons)
安田大サーカス・HIROが休養 高血圧による「左脳室内出血」で入院
(2017/6/30、オリコン)
事務所によると、HIROは16日正午頃、自宅にて強い頭痛と嘔吐があり、自宅近くの病院を受診。脳出血の疑いがあり、脳神経外科のある別の病院に緊急搬送され、搬送先での検査の結果、高血圧による「左脳室内出血」の診断を受けた。
安田大サーカスのHIROさんは、高血圧による「左脳室内出血」との診断を受け、入院されているそうです。
頭痛と嘔吐があったものの、脳内の出血は軽度で、言葉の不自由や手足のしびれもないそうです。
ただ再出血を防ぐために1か月の入院をされるそうです。
【追記(2017/7/12)】
(2017/7/12、安田大サーカスHIROオフィシャルブログ)
ブログで退院を報告しています。
ただ、病院のお医者さんからのOKが出るまで仕事復帰は先になるそうです。
■脳卒中のリスク要因「動脈硬化」
脳卒中のリスク要因の一つには「動脈硬化」があります。
動脈硬化とは、動脈にコレステロールや中性脂肪などがたまって、詰まったり、硬くなったりして弾力性や柔軟性を失った状態をいい、動脈硬化になると、スムーズに血液が流れなくなります。
コレステロールなど血液の脂質が、動脈にたまったり、酸素や栄養が不足したり、高血圧により常に血管に負担がかかったりしていると、動脈は弾力性を失い硬く、もろくなってしまいます
動脈硬化の危険因子には、高血圧、脂質異常症(高脂血症)、糖尿病、肥満、喫煙、運動不足、偏った栄養バランスの食事、アルコール、加齢、ストレスの有無などがあり、動脈硬化が進行すると、日本人の死因の主な原因である心疾患(狭心症、心筋梗塞など)や脳血管疾患(脳梗塞、脳出血など)を引き起こす恐れがあります。
フィンランドのヘルシンキ大学病院の研究チームによれば、男性は40代になると、喫煙や高血圧、コレステロール値、血糖値などの原因が脳卒中のリスクを高めるようになり、また、35歳から動脈硬化も増加し始めることが分かったそうです。
→ 動脈硬化の症状・予防・原因・改善 について詳しくはこちら
■脳卒中予防のガイドライン
脳卒中予防のためのガイドライン(10個のポイント)についてまとめました。
- 高血圧:定期的に血圧を測り、高血圧の人は治療をしましょう。
- 糖尿病:血糖値を測り、糖尿病または糖尿病予備軍の人は治療を受けましょう。
- 不整脈:不整脈が見つかったら、病院に行きましょう。
- タバコ:禁煙しましょう。
- アルコール:飲酒は控えめにしましょう。
- コレステロール:脂質異常症(高脂血症)と診断された人は治療を受けましょう。
- 運動:運動することが脳卒中予防につながります。
- 塩分・脂肪分:食事の塩分を控えめに、低脂肪の食事をしましょう。
- 肥満:太りすぎは糖尿病や脂肪肝などの生活習慣病のリスク要因です。
- 脳卒中の症状があればすぐに受診。
■まとめ
今回のケースは他人事ではありません。
性別にみた通院者率の上位5傷病の第一位は男女とも「高血圧症」|平成28年国民生活基礎調査によれば、男性・女性ともに「高血圧症」による通院者率が最も高いという結果になっています。
高血圧は、潜在的な数値を入れて、日本人では4300万人いるといわれ、つまり日本人の3人に1人が患っていると言われています。
高血圧になると、病気になるリスクが高くなりますので、しっかりと対策を行ないましょう。
→ 頭痛(頭が痛い)|高血圧の症状と頭痛の組み合わせは危険!?|高血圧の症状 について詳しくはこちら
→ 高血圧とは|高血圧の症状・食事・予防・原因・対策 について詳しくはこちら
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