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■意外と知らないお中元マナーランキング
by Shari’s Berries(画像:Creative Commons)
意外と知らない“お中元”マナーのランキングを発表!
(2010/6/29、東京ウォーカー)
1位:目上の人へ贈る場合の、のしの表書きは「暑中御伺い」「残暑御伺い」
堂々1位にランクインしたのは「表書き」の書き方。
一般的には「御(お)中元」を使いますが、目上の人に贈る場合は「暑中御伺い」や「残暑御伺い」など、“伺い”という言葉を使うのが好ましいとされている。
地域によって多少異なるが、「中元」(7月初旬~8月15日まで)、「暑中」(立秋まで)、「残暑」(立秋から処暑まで)という言葉も“時期”によって使い分けるのが正式な贈り方となっているので、要注意。
お中元を贈る時期がどんどん早まっているため、言葉を使う時期にもずれが生じてきているように感じます。
また、お中元ギフトはこれまで地域によっても送る時期が違っていましたが、インターネット通販が一般的になってきているからか、時期が同じ時期になってきているような気もします。
2位:目上の人に靴や靴下、スリッパなどの“履物”を贈ってはいけない
履物類が“踏みつける”ことに通じるため。
5位の筆記用具や時計と同じく、目上の人には失礼にあたるので、贈るにはふさわしくない品物とされている。
本来はお盆の供物だったことから食べ物が主流の「お中元」。
現在は、先方の好みや家族構成などを配慮して選ぶことも多くなっているので、気をつけたほうがよい。
あまり靴や靴下、スリッパをお中元として贈るということはないとは思いますが、意味合い的に目上の人に履物を送ること=踏みつけるという風にとられるということを知っておくことは大事かもしれません。
3位:インターネット注文で送る場合は、ハガキや手紙を別送する
本来、先方宅に直接持参するのが正しい渡し方だが、最近は、デパートなどから直接送ったり、宅配便を利用することが一般的。
身内や友人に送り届ける場合は電話でも差し支えないが、日ごろお世話になっている人に送る場合は贈り物に挨拶状を付けるか、届くころを見計らって手紙かハガキなどで挨拶状を送るのが礼儀。
インターネット通販を使ってギフトを送ることも増えていますが、その際には、挨拶状(はがき・手紙)をつけて送りましょう。
4位:喪中のときに贈る場合は、のし紙や水引はつけないほうがよい
「お中元」は特に“お祝い”ではないので、どちらが喪中でも差し支えないが、この場合、のしや水引は避け、白無地の短冊に「お中元」と書いて贈ると無難。
四十九日前や先方が気落ちしている場合などは、贈る時期をずらして「暑中見舞」や「暑中御伺い」とするとよい。
お中元は「お祝い」ではなく、日頃の感謝を伝えるものであるため、喪中であっても送ってかまいません。
ただ、のしなどには少し気を使ったほうがいいようです。
5位:筆記用具や時計は贈らないほうがよい
筆記用具や時計には“勤勉奨励”の意味があるため。
このほか、お金を贈ることと同様の金券類なども避けたほうがいいとされている。
筆記用具や時計は贈らないほうがいいようです。
ただ、大事なのはお中元をお届けする方への感謝の気持ちを伝えること。
日頃からどんなことに興味があるかを知るためにコミュニケーションをとっていくことが大事ですね。
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