■新しいこと・難しいことにチャレンジし続けることが脳を若く保つ秘訣!?
by Pabak Sarkar(画像:Creative Commons)
65歳を過ぎても脳機能は20代、「スーパーエイジャー」たちが習慣にしているアクティビティ4つ
(2017/1/15、ライフハッカー)
簡単なことや心地よいことだけするのはやめることです。仕事が完璧にルーティン化してしまっているなら、新しい役割を加えてその状態を打破しましょう。今している効果的なワークアウトがそれほど頭を使わなくてもできてしまうようなら、新しい項目を足すなりワークアウトの時間を長くしたり強度を強くすることで難易度を上げましょう。
マサチューセッツ総合病院の科学者チームが65歳以上でも脳の機能は20代と同じレベルという17人を研究したところ、感情中枢が活性化されているそうで、活性化する方法としては、難しいことにチャレンジすることがよいということがわかったそうです。
「海馬 脳は疲れない」(著:池谷裕二・糸井重里)
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創造的なことをしたいと思っている人は、画一的な見方をしたがる脳に対して、挑戦をしていかなければなりません。
簡単なことや心地よいこと、ルーティン化してしまっている仕事というのは、快適なように見えて、実は脳にとっては刺激がないともいえます。
だからこそ、クリエイティブなことをしたいと思っている人は、いつもとは違うことや難しいと思っていることにチャレンジをしていく必要があるわけです。
創造力は学べる!?|創造力は才能か?それとも身につけられるものか?によれば、創造性に関するテストで高得点を出した人は、pMTGという創造性に関する脳領域が大きいことがわかったそうです。
そして、このpMTGの大きさと「オープンネス」に高い相関があることがわかったそうです。
つまり、新しいもの(食べ物・外国語)に挑戦する、新しい人に会うといった好奇心旺盛な人こそオープンネスを育てることができ、そうした人は創造性を高めることができるということですね。
若くありたいと思う人は、ぜひ新しいこと、難しいことにチャレンジしていきましょう!
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【参考リンク】
- How to Become a ‘Superager’(2016/12/31、The New York Times)
- Felicia W. Sun, Michael R. Stepanovic, Joseph Andreano, Lisa Feldman Barrett, Alexandra Touroutoglou and Bradford C. Dickerson Youthful Brains in Older Adults: Preserved Neuroanatomy in the Default Mode and Salience Networks Contributes to Youthful Memory in Superaging Journal of Neuroscience 14 September 2016, 36 (37) 9659-9668; DOI: https://doi.org/10.1523/JNEUROSCI.1492-16.2016
- Michael Inzlicht, Bruce D. Bartholow, and Jacob B. Hirsh Emotional foundations of cognitive control Trends Cogn Sci. 2015 Mar; 19(3): 126–132. Published online 2015 Feb 5. doi: 10.1016/j.tics.2015.01.004