歌手の西城秀樹さんが死去https://t.co/SOqBKnD87b
— Twitter モーメント (@MomentsJapan) 2018年5月17日
(2018/5/17、読売新聞)
2003年と11年に脳梗塞こうそくを患い、言葉や右半身に障害が残ったが、懸命のリハビリと不屈の精神で復活を遂げ、歌手としてステージに立ち続けた。
歌手の西城秀樹さん(63歳)が急性心不全で亡くなりました。
近年では、2003年と2011年には脳梗塞を患い、また、西城秀樹さんが、右は網膜症、左は白内障のため、両目手術によれば、目の病気を患い、病気との戦いをイメージする方も多いのではないでしょうか?
心不全|国立循環器病センター
心不全とは、病名ではなく、「心臓の働きが不十分な結果、起きた体の状態」をいいます。
もちろん、心臓の働きのうち、どの働きが、どの程度、低下しているのか、その低下が急に起こってきたのか(急性心不全)、徐々に起こってきたのか(慢性心不全)によって、心不全の種類や程度はさまざまです。
心筋梗塞や心臓弁膜症など、あらゆる心臓病はもちろん、例えば高血圧で長年、心臓に負担がかかっている場合などでも、しだいにその働きが落ち、心不全の原因となります
心不全の原因は様々で、心筋梗塞などの心臓病だけでなく、高血圧で心臓に負担がかかっている場合も心不全の原因となるそうです。
高血圧以外にも、動脈硬化やアルコール、遺伝、感染症が原因となって心臓病になり、過労やストレス、暴飲暴食、風邪などの因子が加わって、心不全の症状が現れるそうです。
●心不全の症状の例
心不全|国立循環器病センター
血液を送り出す能力の低下による症状
心拍出量が減ったのが原因で、「疲れやすい」「だるい」「動悸がする」など。血液のうっ滞によって起こる症状
血液を送り出す能力が低下すると、心臓から前方へ血液が進みにくくなり、心臓の後方、血液を受け取る側で血液のうっ滞が起こります。
心不全の種類、程度、原因が様々あるように、その症状も多様で、紹介した症状が全ての患者さんに当てはまるわけでもなく、また、紹介した症状があるからといって心不全と判断できず、また他の病気の可能性もあるそうです。
息切れや動機、疲労感というのは年齢のせいかなとも思ってしまう症状ですので、自己判断が難しいようですね。
【参考リンク】
- 急性心不全|日本内科学会雑誌第100巻第11号
【関連記事】
- 血糖値高い糖尿病患者ほど心不全に|国立循環器病研究センター
- 慢性心不全患者:メタボの人の割合、一般の2倍|メタボを放置すると心筋梗塞を発症し、慢性心不全へと移行する可能性|厚労省の全国調査
- 心不全を発症させるタンパク質「アンジオポエチン様タンパク質2」発見 高血圧や加齢が過剰分泌の一因|熊本大
- 鉄分補給で心臓若返り・心不全予防|#たけしの家庭の医学
- バイプレーヤーズに出演されていた大杉漣さん(66歳)が急性心不全のため急死|心不全はどんな病気?
- 梅宮辰夫さん、8つの合併症(肺炎・心不全・腎不全・糖尿病・高脂血症・狭心症・心房細動・高血圧)を発症し生死をさまよっていた
- 前田健さん死去(44歳) 病気は虚血性心不全(虚血性心疾患)