錦鯉の長谷川雅紀さん(53)は「カズと学ぶ芸能人健康診断SP」に出演したところ、頻尿に悩んでいることから医師の診察を受けたところ、前立腺肥大症と診断されました。
頻尿の原因となる病気|男性の前立腺肥大症や過活動膀胱・女性のぼうこう瘤や慢性ぼうこう炎・糖尿病・腎機能低下・更年期障害によれば、前立腺は尿道とぼうこうのつなぎ目にあり、クルミぐらいの大きさをしていますが、60代以降になると大きく肥大し、時にはこぶし大になることがあります。
通常の前立腺は20gですが、長谷川さんの場合は40gと倍の重さがあり、また尿の勢いが弱いそうです。
前立腺が大きく肥大化したことによって起きる病気が前立腺肥大症で、排尿したい感じが強くなり(尿意切迫感)、何度も排尿に行き(頻尿)、排尿しても出し切れない(残尿感)などの不快感が付きまといます。
■前立腺肥大症はどんな人が症状が悪化しやすいの?
前立腺肥大症は、前立腺への血行が悪くなると症状が強くなります。
●肥満の人は脂肪に圧迫されて前立腺やぼうこう、直腸などを含む「骨盤内臓器」への血行が悪くなり、前立腺の新陳代謝は悪くなり、むくみやすくなって、前立腺肥大症が悪化します。
長谷川さんは最近肥満もほかの番組で指摘されていましたので、このあたりも注意が必要なようです。
●長時間座ったままの姿勢
●加齢とともに血管自体も衰えて血液の流れが悪くなるため、高齢の人は症状がさらに強くなる。
さらに番組では、このままの状態を放置すると、残尿が腎臓に悪影響を及ぼし、腎不全に陥ることもあると指摘し、また長谷川さんは寝ているときにトイレに何度も行くことから「夜間頻尿」の疑いもあることが指摘されました。
夜間頻尿になると、睡眠の質も悪くなり、内臓への影響も考えられることから治療をすすめられていました。
■【補足】前立腺肥大症チェック
頻尿の原因となる病気|男性の前立腺肥大症や過活動膀胱・女性のぼうこう瘤や慢性ぼうこう炎・糖尿病・腎機能低下・更年期障害で紹介した順天堂大学 堀江重郎教授によれば、排尿時間が21秒を超えている人は、加齢によって膀胱の筋力が低下している、もしくは前立腺の肥大の可能性があるようです。
■まとめ
「尿の回数が増えた」「少量の尿でも尿意を感じ、我慢できなくなった」「排尿しても出し切れない(残尿感)」といった症状を感じている人は、一度泌尿器科で診てもらってはいかがですか?