【ご報告】指定難病になり入院して全身麻酔で手術することになりました
HIKAKINさんは自身のYouTubeにて昨年末に指定難病「好酸球性副鼻腔炎」になり、入院・手術を行っていたことを明かしました。
好酸球性副鼻腔炎とはどんな病気なのでしょうか?
好酸球性副鼻腔炎(指定難病306)を参考にまとめます。
好酸球性副鼻腔炎は、両側の鼻の中に多発性の鼻茸(はなたけ;鼻の粘膜が炎症によって腫れて垂れ下がり、キノコのような形をしている。鼻ポリープとも呼ばれる。)ができ、手術をしてもすぐに再発する難治性の慢性副鼻腔炎です。
副鼻腔炎の人は、日本に100万人から200万人いると言われ、そのうち鼻茸が存在するような慢性副鼻腔炎患者が20万人、好酸球性副鼻腔炎の中等症・重症の人は、20万人の中の10分の1にあたる約2万人いるそうです。
好酸球性副鼻腔炎は、気管支喘息の人や、アスピリンなどの解熱剤などで喘息を起こしたりショックを起こしたりするアスピリン不耐症の人に多く起こります。気管支喘息になってから好酸球性副鼻腔炎になるのか、それとも好酸球性副鼻腔炎になってから気管支喘息になるのかはわかっていないそうです。
好酸球性副鼻腔炎の症状としては、においがわからない嗅覚障害が起こり、鼻詰まりや粘り気のある鼻汁が出るそうです。
HIKAKINさんによれば、この病気に気付いたきっかけは、ロケで飛行機に搭乗中、強い頭痛を感じたことだったそうです。
飛行機と頭痛の関係について調べてみたところ、飛行機頭痛は、飛行機の上昇や下降に伴う気圧の変化が原因で発生し、気圧の変化によって副鼻腔内の粘膜が引っ張られたり、炎症を起こしたりすることで痛みが生じるそうです。
つまり、副鼻腔に何らかの違和感があって、調べてみたところ、好酸球性副鼻腔炎だとわかったのではないでしょうか?