世界初※1、歯みがき行動で唾液のインフルエンザウイルス不活化能が向上することを確認(2025年10月28日、ライオン)によれば、歯磨きをすることで、特に口腔内の総細菌数が減少した人ほど、唾液のインフルエンザウイルス不活性能が向上することが明らかになったことから、歯磨きを丁寧に行うことが感染症リスクを下げる可能性があることがわかりました。
【参考リンク】
- Kubo Y, Iwamoto T, Tobe S, Tateyama-Makino R, Tsutsumi K, Tsukinoki K, Kurita K. Enhanced anti-influenza virus activity of saliva following toothbrushing. BDJ Open. 2025 Jul 19;11(1):68. doi: 10.1038/s41405-025-00355-3. PMID: 40683893; PMCID: PMC12276237.
口の中が不潔だとインフルエンザ治療薬が効きにくくなる可能性がある!?によれば、インフルエンザウイルスはのどや鼻の奥で感染、増殖するのですが、口の中の細菌がインフルエンザウイルスの増殖を助けている可能性があるようです。
歯磨きを徹底することで、インフルエンザの予防や重症化を防ぐことにつながることが期待されます。
最近のニュースによると、歯周病は様々な病気・生活習慣病と関連があるといわれています。
例えば、肺炎、骨粗鬆症、糖尿病、心筋梗塞、メタボリックシンドローム、がん、動脈硬化、LDLコレステロールに関係があるといわれています。
これからは、歯磨きをしっかりすることがもっと重要だと言われるようになるのではないでしょうか。
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