まぶたが垂れ下がる「眼瞼下垂」の点眼薬「アップニーク」、参天製薬が製造販売承認を取得




後天性眼瞼下垂治療剤「アップニーク®ミニ点眼液0.1%」国内における製造販売承認を取得(2025年12月22日、参天製薬)によれば、参天製薬は眼瞼下垂の治療薬「アップニーク」が製造販売承認を受けたと発表しました。

■眼瞼下垂とは?

眼瞼下垂とは、まぶたが垂れ下がる病気です。

眼瞼下垂の手術は瞼から外れてしまった眼瞼挙筋をつなぎなおす手術で、手術することでまぶたのたるみを解消され見えやすくなり、また頭痛・肩こりなどの症状が解消するそうです。

■眼瞼下垂の症状

  • まぶたが自然と下がってきて、視野が狭くなる
  • 目が小さくなる
  • 視野が狭くなることにより、目が疲れやすい
  • まぶたの上の筋肉が使えなくなることによって、まぶたが開けにくくなるため、おでこや眉間の筋肉を使うようになり、眉間やおでこにシワができる
  • 首や肩のこりがひどく倦怠感に悩まされる
  • 肩こり頭痛

→ 眼瞼下垂(まぶたのたるみ)の症状・原因 について詳しくはこちら

■眼瞼下垂症に悩まされた有名人

■眼瞼下垂用の目薬とは?

鈴木紗理奈さん、右目の眼瞼下垂を告白!眼瞼下垂用の目薬とは?によれば、眼瞼下垂用の目薬は1回の使用で3時間程度まぶたが開いた状態をキープできるそうで、元々は、手術を迷われる患者のために下垂治療をした場合のシミュレーション用として使用していた目薬なのだそうです。

■まとめ

「眼瞼下垂は、外観的変化のみならず、視野の狭窄によって患者さんのQOLを低下させます。」

眼瞼下垂は見た目として瞼が垂れ下がってしまうだけでなく、視野障害や頭痛、肩こりなどを引き起こすこともあることから、眼瞼下垂の治療を行うことによって患者のQOLがよくなります。