水中毒の症状・原因|水を飲み過ぎると中毒症状を起こすこともある!?





Be water

by ℒaura Tou(画像:Creative Commons)

2012年4月18日放送予定の世界仰天ニュースの番組予告をみると、ちょっと気になる内容だったので、取り上げてみたいと思います。

Yahoo!テレビの番組予告

イギリス・ロンドンに住む、ジョアン・ジャービス。彼女の母は、健康に人一倍気を使う人で、ジョアンに対しても口うるさく、何でも食べるようにと言った。特に、飲料には強いこだわりがあり、飲むのは決まって「水」。食卓には、いつも大量の水が用意された。ジョアン母は、これが最も簡単な健康法だと信じており、何よりジョアンは水が大好きだった。そして、学校に通うようになると、ペットボトルの水を常に持ち歩くまでになった。

そんなある日。ジョアンは友達から肌がすべすべと誉められた。ジョアンは、水をたくさん飲んでいるだけと言った。何より、水を飲んでお腹を一杯にすれば、食事の量も減るし健康にもお肌にもいい。ジョアンは、こんな素晴らしい飲み物は他にはないと信じ、毎日、水を飲み続けた。

しかし、この習慣には一つ問題があった。それは、トイレが超ちかい事。大量の水を飲み続けた結果、ジョアンは20分に一回のペースでトイレに行くようになっていた。授業中も何度もトイレに行くようになり、学校から家に連絡がいった。彼女はこの時、一日に4リットルもの水を飲んでいた。ジョアン母は「飲み過ぎ」と注意し、食卓で飲む水の量を制限。学校に持って行くペットボトルも取り上げた。しかし、水が無い事はジョアンにとっては死活問題。彼女は隠れて水を飲むようになるのだが、ある日、彼女に深刻な事態を引き起こしてしまう。

この予告を見て思い出したのは、「水中毒」です。

水中毒-Wikipedia

水中毒(みずちゅうどく、Water Intoxication)とは過剰の水分摂取により生じる低ナトリウム血症を起こす中毒症状である。

原因は、人間の腎臓が持つ最大の利尿速度が16ml / 分であり、これを超える速度で水分を摂取すると体内の水分過剰で細胞が膨化し、低ナトリウム血症を引き起こすところにある

水を飲み過ぎてなくなった人もいます。

2007年1月12日に、カリフォルニア州サクラメントでラジオ局が主催した「排尿を我慢して大量の水を飲むことを競う」イベントにて、水中毒による死者が出たことがある

<中略>

7.6リットルの水をトイレに行かずに飲み干した28歳の女性が翌日に死亡し、検死の結果、水中毒であることが判った。

水をたくさん飲むことは健康によいと思っている人も多いと思います。

水を飲まなすぎて体調を崩したり、病気になることもあります。

ただ、極端に水を飲み過ぎても水中毒になることもあります。

では、水は1日にどれくらい飲んだらいいのでしょうか?

医師が忠告「本当に必要な水の飲み方」とは

食事に含まれている水分があるため、水だけで水分を摂取しようと考える必要はなく、一日に1リットルから1.5リットル飲むようにしたら良いそうです。

賢い腎臓の働きで、水を飲まなかったときは水を保持するように、水を飲み過ぎたときは水を排泄するようにしてくれるようです。

健康であれば、腎臓の働きによって、不要な水分は体外に排泄されるのですが、夕方になると足がむくむという人は、十分な栄養をとっていないため、むくみやすいそうです。

健康的なダイエットをするためには、やはりきちんと食事をとって栄養を補給することが大事なんですね。







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