サーフィンなどマリンスポーツをしている人は、納豆アレルギーになりやすい!?


Surfer

by The Pug Father(画像:Creative Commons)




■サーフィンなどマリンスポーツをしている人は、納豆アレルギーになりやすい!?

納豆アレルギー、患者の8割がサーファーやダイバー

(2015/5/22、読売新聞)

サーファーなどマリンスポーツを趣味にしている人は、納豆アレルギーになりやすいことを、横浜市立大病院皮膚科の猪又直子准教授らが明らかにした。

横浜市立大病院皮膚科の猪又直子准教授らによれば、納豆アレルギー患者18人のうち、海にいる時間が長い人(サーファーやダイバー、潜水作業員)が約8割を占めたそうです。

 

■なぜマリンスポーツをしている人に納豆アレルギーが多いのか?

アボカド入り納豆スパゲティ

by giovanni scanavino(画像:Creative Commons)

 原因物質はネバネバ成分のポリガンマグルタミン酸。当初、なぜサーファーに多いのか分からなかったが、患者の一人がクラゲを食べてアナフィラキシーを起こしたことが解明のヒントになった。クラゲの触手にも同じ物質が含まれており、海でクラゲに繰り返し刺されたことでアレルギーになったらしい。

納豆のねばねば成分のポリガンマグルタミン酸は、クラゲの触手にも含まれており、海でクラゲに繰り返し刺されたことによって、アレルギーになったと考えられるそうです。

■まとめ

データとしては少ないですが、納豆アレルギーを発症すると

75%が、じんましんや呼吸困難など全身性の重い症状アナフィラキシーを起こす

そうなので、マリンスポーツをしている人は注意しましょう。