胃がん死亡率のワースト2位の佐賀県、中学生を対象に任意のピロリ菌検査を実施


Helicobacter pylori, Gastric Mucosa, H&E

by Ed Uthman(画像:Creative Commons)

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■胃がん死亡率のワースト2位の佐賀県、中学生を対象に任意のピロリ菌検査を実施

胃がんの原因「ピロリ菌」、中学生から検査へ 佐賀が全国初の対策

(2016/2/4、FNN)

2014年の75歳未満の人口10万人あたりの胃がん死亡率で、山形県に次いで、ワースト2位だった佐賀県が、全国初のある対策を打ち出した。
佐賀県では、胃がんの原因の8割といわれているピロリ菌を撲滅しようと、2016年度から全国の自治体に先駆けて、県内の中学3年生、およそ9,000人を対象に、任意のピロリ菌検査を実施する方針を決めた。

胃がん死亡率のワースト2位の佐賀県では、県内の中学3年生を対象に任意のピロリ菌検査を実施するそうです。

ピロリ菌は、胃炎胃潰瘍、胃がんなどを引き起こすことがわかっています。

胃がんの8割がピロリ菌が原因 胃がん対策はピロリ菌除菌を中心に|国際がん研究機関によれば、ピロリ菌が胃がんの原因の一つであり、ピロリ菌を除菌することが胃がん予防につながるといわれています。

中学生の段階で早期発見し、除菌治療を行なえば、ピロリ菌による胃がんの発症リスクを下げることが期待できます。

医療費、初の40兆円超え|予防医療に力を入れて医療費を削減しようによれば、高齢化や医療技術の高度化を背景に、2013年度の医療費が40兆円を超えたそうです。

医療費の伸びを抑制するためには、ピロリ菌除菌などをはじめとする予防医療が重要になるのではないでしょうか。

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