by Tsutomu Takasu(画像:Creative Commons)
> 健康・美容チェック > 目の病気 > 目が痛い > 水球・豪州選手、試合後に「目が痛い」と目の異常を訴える!緑に変色したプールが原因?
BBCニュース 【リオ五輪】プールの水が緑に変色 競技は実施 https://t.co/wNcWszp6Q0 pic.twitter.com/ViX43U7Iie
— BBC News Japan (@bbcnewsjapan) 2016年8月10日
(2016/8/11、サンケイスポーツ)
当初、水球用プールには異常はないと報じられていたが、実はこちらの水も緑に変色し始めており、豪州代表のリッチー・キャンベルは試合後、「何が起きているのかよく分からなかったけれど、試合が終盤に近づくにつれ、目が痛くなった。(消毒用の)塩素の入れ過ぎなのかと思ったり。でもテレビで見ると(変色は)よく分かるね」と肩をすくめた。
水球男子1次リーグの日本戦に出場したオーストラリア代表の選手たちが、試合後に「目が痛い」と目の異常を訴えたそうです。
大会組織委員会では、薬品が不足して藻が繁殖したためと発表。「水質のアルカリ度も改善し、短時間で元に戻る」と説明した。
大会組織委員会によれば、プールが緑色に変色したのは、薬品が不足して藻が繁殖したためなのだそうで、今後は、「水質のアルカリ度も改善し、短時間で元に戻る」と説明しています。
目は大事なので、選手たちの健康を守るためにも、しっかりと管理してあげてほしいですね。
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【追記(2016/8/15)】
(2016/8/14、NHK)
組織委員会によりますと、プールの水は水球の競技が行われていた9日ごろから緑色に変わったということです。開幕前に漂白や消毒の効果がある薬剤を投入して塩素の力が弱まり有機物が増えたことが原因の一つと見ていますが、選手たちの健康に影響はないとしています。
しかし、変色したことで水が濁り、シンクロナイズドスイミングの競技には支障があるとして、13日の夜にプールの水をすべて抜き、朝までに入れ替えることを決めました。
リオ五輪 緑色のプール、過酸化水素が原因 業者の手違いで藻が発生
(2016/8/14、Sankei Biz)
組織委は原因について、契約業者が誤って過酸化水素を投入したためと説明。結果的に塩素の作用が弱まり、藻が発生したとみられるという。
誤って過酸化水素を投入したことで、塩素の力が弱まり有機物が増えたことにより、変色したことでプールの水が濁ってしまったため、プールの水をすべて入れ替えることに決まったそうです。
ちなみに、コンタクトをしたままで、水(お風呂、シャワー、プール、海)に入ると目の病気になる恐れがある!?で紹介したカリフォルニアにあるドヘニー・アイセンターの眼科医であるフランシス医師によれば、コンタクトレンズをつけたまま、シャワーを浴びたり、海やプールに入るのは目の病気になる恐れがあるようです。
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