by WOCinTech Chat(画像:Creative Commons)
オフィス内での冷えによって体の不調に悩まされている女性・男性は多いと思います。
花王によると、「動かない生活行動」で増える不調と「動く生活行動」で増える不調とは、種類が異なるそうです。
花王、「女性が経験する体の不調と生活行動・生活環境の関係」に関する調査結果を発表
(日経プレスリリース)
すなわち、長時間のパソコン作業のような「動かない生活行動」が多い女性は、「肩こり、冷え症、胃腸の不調、目の疲れ、寝つきが悪い、生理痛」などの一般に「不定愁訴」と呼ばれるような不調を、動かない時間が長いほど多くの方が経験していました。
反対に、体を動かす生活行動が多い女性では、“疲れ、腰や関節などの痛み”だけを、動く時間が長いほど多くの方が経験していました。
さらに、ストレスや寒さなどの生活環境も、これらの不調に影響していると考えられました。
これまでの調査研究で、寒さについてはオフィス内での冷えにより年間を通じてさまざまな不調を起こすこと、通常のパソコン作業が眼の疲労を起こすことが分かっています。
オフィス内での冷えによる体調不良が問題となっています。
エアコンが効いたオフィス内で長時間パソコン作業をしていると、体の冷え、目の疲れなどの不調が現れてきます。
このプレスリリースによると、「ストレスや寒さを感じながら、長時間、緊張状態でじっと動けずに作業をすることは、自律神経に影響を与え、身体の不調につながる可能性がある」ようなのです。
オフィスで働く女性(もちろん男性もですが)がより元気で働きやすくなるようオフィス環境の改善を行なっていく必要があるようです。
オフィス環境改善ビジネスがあってもいいような気がします。
会社で働く従業員が元気でより働きやすい環境づくりができれば、効率もアップするでしょうし、業績がアップすること間違いなしです。
従業員にとっても、会社にとっても、Win-Winの関係です。
ぜひ企業にはオフィス環境の改善に取り組んでいただきたいです。
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