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食品3Dプリンタで見た目も食感も楽しい介護食の開発|山形大学




【目次】

■食品3Dプリンタで見た目も食感も楽しい介護食の開発|山形大学

楽しい介護食 3Dプリンターで(2019/2/4、Yahooニュース)によれば、山形大学工学部は食べ物を噛む力や飲み込む力が弱くなった人にも、食べ物の形や食感を楽しんでもらおうと3Dプリンタで作った介護食の開発に取り組んでいるそうです。

お湯で変身する3Dトランスフォーム食品「3D恋鯉ゼリー」
お湯で変身する3Dトランスフォーム食品「3D恋鯉ゼリー」

参考画像:未来の食事を3Dプリンタでつくる―食品3DプリンタE-CHEF活用で、見た目も美しいゼリー食品の開発へ|スクリーンショット

未来の食事を3Dプリンタでつくる―食品3DプリンタE-CHEF活用で、見た目も美しいゼリー食品の開発へによれば、山形大学の宮瑾(ぐんじん)助教、古川英光教授らは食品3Dゲルプリンタの技術を開発し、その一つの例として、お湯をかけるとゼリーが溶けてスープに変わり、見た目も鯉から恋(ハート)に変わる3Dトランスフォーム食品「3D恋鯉ゼリー」を開発しています。

見た目が変わるだけでなく、スープに変わったときにとろみがつくことにより、誤嚥を防ぐという機能性も持ち合わせたものになっています。

未来の食事を3Dプリンタでつくる―食品3DプリンタE-CHEF活用で、見た目も美しいゼリー食品の開発へ
未来の食事を3Dプリンタでつくる―食品3DプリンタE-CHEF活用で、見た目も美しいゼリー食品の開発へ

参考画像:未来の食事を3Dプリンタでつくる―食品3DプリンタE-CHEF活用で、見た目も美しいゼリー食品の開発へ|スクリーンショット

未来の食事を3Dプリンタでつくる―食品3DプリンタE-CHEF活用で、見た目も美しいゼリー食品の開発へにも書かれていますが、従来の高齢者向けの食べ物を小さく刻んだ「きざみ食」、ミキサーにかけてドロドロにした「ミキサー食」は見た目が悪く、またまとまりが悪いために帰って誤嚥を引き起こしやすいものであるという問題があります。

この技術がさらに進めば、個人個人の体調や好みに合わせた食事(硬さ・食感・形など)を作れることで、将来的に介護福祉施設・病院の給食システムとしての利用が期待されます。

■「食べる」という行為が人間にとっての喜びにつながっている

食品3Dプリンタで見た目も食感も楽しい介護食の開発|山形大学
食品3Dプリンタで見た目も食感も楽しい介護食の開発|山形大学

unsplash-logoBrooke Lark

普段健康に過ごしている人にとっては、食事をすることは特別なことではなく、人によっては食事しないで生きていければと考えている人もいるのではないでしょうか?

しかし、先日介護に携わる方に話を聞いた際に驚いたのは、「食べる」という行為が人間にとっての喜びにつながっているという視点でした。

高齢者の介護では3分炊き、5分炊きといったように介助レベルに応じて食事を作り、提供するのですが、本当に食事が難しくなると、おかゆの液体部分をすくったようなものを食事として提供するそうです。

そこまでいくと、腹部に穴を開けて胃に直接水分や栄養を送る「胃ろう」を選択してはどうかと考えることもあるそうです。

ただ、大事なのは、食事における噛んだり、飲み込んだりすることの大事さであり、そのことが食べることへの喜びにつながるため、その選択をするのは難しいとのことでした。

【参考リンク】

高齢者でも食べやすいカステラ「なめらかすてら」の開発|高齢者の低栄養の問題と嚥下障害の問題を解決する|ゆめカステラプロジェクトのように、高齢者や嚥下障害をもつ方でも食べやすいカステラ「なめらかすてら」は食べる喜びを守る食べ物の開発が行われています。

食べる楽しみを最後まで残していけるように、今回紹介したような技術が活用されるようになっていくといいですね。







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