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ニート(NEAT)をしないから太る!?(森谷敏夫)|たけしのニッポンのミカタ

2011年1月28日放送のたけしのニッポンのミカタでは、ダイエットの新常識が取り上げられました。




□ 太りたくなければニートせよ!? - 森谷敏夫(京都大学大学院教授)

Cooking at Konstam Restaurant, London

by Olga Pavlovsky(画像:Creative Commons)

森谷敏夫さんといえば、前回の放送で“糖質を控えるダイエット”では痩せないと提唱した方です。

→ 森谷敏夫さん「糖質を控えるダイエットではヤセない!」|たけしのニッポンのミカタ について詳しくはこちら

今回は、「太りたくなければニートせよ!?」。

いったい「ニート」とは何のことなのでしょうか?

今、世界各国の研究者から注目されている「ニート」とは、“ノン・エクササイズ・アクティビティ・サーモジェネシス”の頭文字を取った言葉で、日本では「非運動性熱産生」、つまり日常生活でエネルギーを消費する運動以外の身体運動のこと。実は“ニート”は、人間の1日のカロリー消費の約4割を占めるという。

ニートとは、Non Exercise Activity Thermogenesisの略で、日常生活でエネルギーを消費する運動以外の身体活動のことをいうそうです。

森谷さんによれば、「現代人はニートが減少した結果、肥満が増えた」と指摘しています。

では、ニートを増やすにはどうしたら良いのでしょうか。

○ニートを増やす3か条

1、くつろぐ時は身体を起こす
2、立って出来ることは立ってやる
3、よく使うものは手元に置かない

つまり、あまり横になることなく、できるだけ立って生活をするといいということみたいです。

【関連記事】

家事をすると肥満予防につながる?

身体活動とエネルギー代謝 – e-ヘルスネット

近年、家事などの日常生活活動が該当する、非運動性身体活動によるエネルギー消費、別名NEAT(non-exercise activity thermogenesis)と肥満との関連が注目されています。

Levine et al., は、肥満者と非肥満者を比べると、非肥満者は歩行なども含めた立位による活動時間が、平均で1日約150分も少なかったと報告しました(図1)。

つまり、なるべく座位活動を減らして、家事などの日常生活活動を積極的に行なうことも、肥満予防のキーポイントといえます。

出典:Ravussin E. A NEAT Way to Control Weight- Science, 530-531, 307, 2005

このページによれば、肥満の人とそうでない人を比較すると、肥満の人は、立位または歩行活動が平均で1日約150分も少なかったそうです。

この結果から判断すると、座位活動を減らして、家事などを行う時間を増やすことや歩行活動をすることが肥満予防・メタボリックシンドローム予防、ダイエットにつながりそうです。







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運動の30分後に食事を摂ると太りにくい?(森谷敏夫)|たけしのニッポンのミカタ 1月28日

2011年1月28日放送のたけしのニッポンのミカタでは、ダイエットの新常識が取り上げられました。




□ 『太らない(太りにくい)食事の時間』-森谷敏夫(京都大学大学院教授)

せっかく運動しても余計お腹が空いて食べてしまう!という悩みを持つ人も多いが、森谷氏は、「それは食事をするタイミングが悪い」と話し、食事は運動の30分後が良いと主張する。

番組で、食事の前に運動した時と運動しなかった時で食欲にどのような変化が起こるのか?を実験したところ、運動をしなかったときに比べて、食事の量が減っていました。

なぜ、このようなことが起きたのでしょうか?

それは、運動中に食欲を抑えるホルモンがでるためなのだそうです。

※運動をすると、腸から食欲抑制ホルモンの分泌が増加

運動による食欲抑制ホルモンの分泌量は、運動し始めてから増え始め、運動後1時間は高い分泌量を維持し続けているため、運動の30分後に食事をすると、食欲抑制ホルモンの働きで、食事量が少なくてすむそうです。

つまり、このやり方を行なえば、食事の摂取カロリーを抑制+運動によるカロリー消費という相乗効果があるようです。

この学説は、最近になって発見され、アメリカのスポーツ医学で注目されているとか。

□どんな運動がいいのでしょうか?

ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動で食欲抑制ホルモンの分泌が増すそうです。







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