【目次】
■はちみつごはんのつくり方|なぜお米にはちみつを入れてご飯を炊くと美味しくなるの?
2018年10月4日放送のNHK「あさイチ」では、宮崎県椎葉村のご飯にはちみつを入れて炊く「はちみつごはん(おこげ)」を紹介しました。
【材料】
- お米 3号
- はちみつ20g
ハクライドウでも、はちみつレシピ(作り方)で「はちみつごはん」を以前から紹介していました。
ハクライドウの「はちみつごはん」のおススメのつくり方はこちら↓
お米2合を研いだ後、浸水させるときに小さじ1杯のハチミツを加えて溶かします。
なぜお米にはちみつを入れてご飯を炊くと美味しくなるのでしょうか?
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ご飯を食べるとき、長くかんでいると、だんだん甘くなるのは、唾液に含まれるアミラーゼという酵素が、ご飯に含まれるでんぷんを分解して糖にしてくれるからです。
はちみつにもこのアミラーゼが含まれています。
「はちみつ姉妹が教える はちみつ美容レシピ」(著:東出佳子/監修 東出直子)によれば、はちみつにもアミラーゼが含まれており、ハチミツを加えることによって、アミラーゼがデンプンを分解し、ごはんが甘くなり、また、糖分がお米の保水性を良くしてくれるため、ふっくら炊き上がるのだそうです。
はちみつを毎日摂るのは難しいと考えている方が多いようですが、毎日習慣的にとる方法があります。それは、ご飯を炊くときに入れる方法です。
このようにすることで、はちみつの栄養が摂れるばかりでなく、お米がおいしくなります。
その実感は、古米で試されるとわかると思いますよ。
「はちみつごはん」におすすめのはちみつは、色と香りが薄い「アカシア蜂蜜」です!
■おススメはちみつ
国産レンゲはちみつ(ポリ) 350g 3,163円(税込)
国産アカシアはちみつ(ポリ)350g 2,945円(税込)
国産百花蜜(ポリ)350g 1,963円(税込)
■【参考リンク】美味しいごはんの炊き方
●樋口直哉 世界一おいしいご飯の炊き方(2018/6/2、「 おいしい」をつくる料理の新常識)
正確な計量は料理の基本
最初の一研ぎがとても大切
おいしく炊くコツは冷やした水に浸すこと
表面に張りを持たせるために一気に加熱する
科学的にもすばらしい最新の炊飯器
料理で常識とされていたことを科学的に論文を参考に検討されています。
●土鍋で炊くと美味しくなる理由
日本人の主食、お米がおいしくなる炊き方!|宮崎県高原町ふるさと納税(2016/1/2)によれば、アミラーゼは40度から50度の温度で一番よく働くと紹介しています。
お米に含まれている『アミラーゼ』という酵素は、お米のでんぷん粉を分解して甘みやうまみ成分を作り出します。40~50℃の温度で一番よく働くという特徴があり、土鍋はゆっくり温まるという特徴があるため、アミラーゼがどんどん活発になり、ごはんのうまみがどんどん増すのです。
●どのくらいの温度の水にどのくらい時間漬けておくといいの?
豊島英親、岡留博司、大坪研一 米の浸漬温度・浸漬時間の調節による加工米飯の食味および食味保存性の向上 農研機構
浸漬温度5°Cでの吸水は吸水速度は遅いが、浸漬時間が長くなると25°Cよりもその吸水量は多くなる
低温(5°C)で長時間(120分)浸漬することにより、軟らかく粘りがあり、かつ保存中の水分が蒸発しにくい白飯を製造することができる。
●お米屋さんの美味しいご飯の炊き方
おいしいご飯の炊き方・おいしいお米の炊き方【炊飯ジャーでの美味しい炊き方】|お米のくりや
●五ツ星お米マイスター 西島豊造さんの 炊飯器でのお米の炊き方
●ミシュラン二つ星「菱沼」 菱沼孝之さんの 鍋でのお米の炊き方
●美味しいご飯の炊き方を科学
おいしいご飯の炊き方(炊飯の科学)-加熱過程および光学顕微鏡による炊飯米の形態観察-
炊飯米の形態学的研究-加熱過程の差, 品種による差, 炊飯量の差における炊飯米粒組織の観察-広島文化短期大学紀要 第39号 (7頁-25頁)という論文をわかりやすく解説しています。
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続きを読む 【あさイチ】はちみつごはんのつくり方(宮崎県椎葉村)|なぜお米にはちみつを入れてご飯を炊くと美味しくなるの?|10月4日