「ウエンツ瑛士」タグアーカイブ

ウエンツ瑛士さんの体調管理方法は「風邪ひくかも」というような違和感を無視しないこと!

季節の変わり目のタイミングでは体調を崩したという経験がある人も多いのではないでしょうか?

あなたはどんな体調管理方法を実践していますか?

ウエンツ瑛士さんの健康を維持すための秘訣は「違和感」を大事にすることなのだそうです。

「違和感」を無視せず、休むときに休むことができれば、ストレスなく楽しい毎日が過ごせますので、自分なりの体調管理方法の参考にしてみてはいかがでしょうか?

【目次】




■ウエンツ瑛士さんの体調管理方法は「風邪ひくかも」というような違和感を無視しないこと

Pouring water

by Gregorio Puga Bailón(画像:Creative Commons)

ウエンツ瑛士さん…「病気知らず」の生活習慣は祖父母のおかげ 30代で人見知りを脱却

(2018/3/31、読売新聞)

――他に、体調管理のために気をつけていることはありますか?

 「違和感」を無視しないようにしています。「なんだか風邪ひきそう」とか、「これ以上頑張ると、ダウンしそう」とか、そういう予感です。

 そういう時は、仕事でもプライベートでも、ちょっと休むようにしています。

ウエンツ瑛士さんの体調管理方法は、「風邪ひくかも」というような違和感をもとに調整することなのだそうです。

■ヘルスケアとテクノロジーのトレンドはBaselineを見つけること

ヘルスケアとテクノロジーのトレンドや未病の考え方に近い発想ですよね。

Verily(元Google X)のProject Baseline studyの目的は、病気のサインを見つけ病気の予防をすること!?で紹介したGoogle Xが行なうプロジェクト「Baseline Study」では、尿・血液・唾液・涙といった成分からデータを収集・解析し、健康の基準値(ベースライン)を見つけることで、生体の状態や病態を示す指標「バイオマーカー」を発見し、健康維持や病気の早期発見に役立てることを目指していました。

ザッカーバーグ夫妻、人類の病気を予防・治療するプロジェクトで30億ドルを投資によれば、ザッカーバーグ夫妻は、心臓疾患、感染症、神経系疾患、ガンといった病気が起きてから治療をするのではなく、病気を予防するためのプロジェクトに取り組んでいるようです。

ザッカーバーグは「アメリカでは病気にかかった人々を治療するための支出に比べて、そもそも人々が病気にならないように研究するための支出はわずか50分の1しかない」と述べた。

病気が発症してからではなく、健康な体が病気になりそうなサインを見つけるというアイデアは、東洋医学における「未病」という考え方に近いものです。

人によっては、健康診断などの検査結果で異常がないにもかかわらず、体がだるい、疲れやすい、頭痛、肩こり、めまい、眠れないなどといった体の不調に悩まされた経験もあるのではないでしょうか。

「はっきりとした症状はでていない」「数値には現れないけどなんだか体調がよくない」というときを、健康な体から病気の身体へと向かう途中だと考えるとすれば、その途中で起きる「サイン」に着目して、何らかの対処を行なうことが最も効果的な医療になっていくのではないでしょうか。

そのためにも、病気かそうではないかの「Baseline(ベースライン)」を見つける研究に注目が集まっていると考えられます。

スマートウォッチは病気の早期発見に役立つ|正常値とベースライン値の確立が重要|スタンフォード大で紹介したスタンフォード大学のマイケル・スナイダーの研究によれば、フィットネスモニターや他のウェアラブルバイオセンサーが心拍数、肌の温度などの異常が起きているかを知らせてくれることにより、病気になっていることを伝えてくれるそうです。

それを実現するための重要な要素は、正常値またはベースライン値を確立することなのだそうです。




【関連記事】

■未病のサインを大事にしよう!

「#未病」の中でも特に気をつけるべきなのが「#冷え」!どのような冷え対策をするといいのか?で紹介した東京女子医科大学の川嶋朗准教授によれば、未病の中でも、特に気をつけるべきなのは、「冷え」なのだそうです。

冷えが慢性化すると、動脈硬化糖尿病肝臓の病気腎臓病のリスクが高くなるということのようです。

■まとめ

スタンフォード大学医学部では「Precision Health(直訳すると、精密医療・高精度医療でしょうか?)」をスローガンとして掲げているようで、プレシジョン・ヘルスとは、病気の予防、病気の発症予測、健康とQOL(生活の質)をできる限り維持することを目的とし、データサイエンスツールを活用して膨大な研究と臨床データを患者や医師が利用できるようにすることを考えているようです。

【2つの未来予測】1.未病の観点から病気のサインを見つける、2.健康的なライフスタイルがお金のような価値を持つで紹介した在日米国商工会議所(ACCJ:The American Chamber of Commerce in Japan)と欧州ビジネス協会(EBC:European Business Council in Japan)は、持続的な経済成長を促すことを目的に、健康寿命を延ばし病気による経済的負担を軽減するための政策を提言した「ACCJ-EBC医療政策白書2017年版」を共同で発表し、病気の予防や早期発見、早期治療を柱とする「予防型医療」への転換の重要性を訴えています。

病気になりやすいライフスタイル(要因)や遺伝的にある病気になりやすい傾向などがわかってきており、そのことを事前に対処しておくことで、リスクを小さくしていくという考え方がこれからのトレンドになっていくのではないでしょうか?

自分自身が感じる未病のサインとスマートウォッチが知らせるサインの両方をうまく活用することでより健康に近づいていくといいですね。