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更年期女性の健康に貢献するエクオール含有食品「EQUELLE (エクエル)」を米国で販売開始|大塚製薬

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■更年期女性の健康に貢献するエクオール含有食品「EQUELLE (エクエル)」を米国で販売開始|大塚製薬

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by Commander, U.S. Naval Forces Europe-Africa/U.S. 6th Fleet(画像:Creative Commons)

女性の健康をサポートする「エクエル」米国で販売開始

(2017/10/31、大塚製薬ニュースリリース)

米国には5,300万人の更年期女性がいるとされ、その人数は毎年増加しています *3。 閉経の前後に経験する更年期症状に対し、現在は、ホルモン療法などの医薬品による対処方法が一般的ですが、女性の66%が医薬品を使わずにより自然な方法で対処し、更年期を過ごしたいと回答しており、この割合も増えています*4 。

大塚製薬は、長年の大豆研究により、女性の健康にエクオールが貢献することを見出し、日本だけでなく米国においても臨床研究を重ね、エクオールの健康効果を明らかにしてきました。
そしてこのたび、米国において① 更年期のほてりの頻度を減らす ② 更年期の肩こりを含めた筋肉の違和感を軽減するという構造機能表示を有し、発売することとなりました。

大塚製薬の米国子会社フードステイト社は、更年期女性の健康に貢献するエクオール含有食品「EQUELLE (エクエル)」を米国の医療従事者向け販売チャネル(Emerson Ecologics)を通じて10月30日より販売を開始したそうです。

■エクオールとは

エクオールは、大豆イソフラボンの一つであるダイゼインから、エクオールを作り出すための腸内細菌(エクオール産生菌)の働きによって産生されます。

大豆イソフラボンは、更年期障害の原因といわれる「エストロゲン」と構造が似ているため、体内に入ると、エストロゲンと同じような働きをするといわれています。

ただ、最近の研究によれば、大豆イソフラボンの健康効果の恩恵を受けやすい人とそうでない人がいることが明らかになったそうです。

その違いは、エクオールを作り出すためのエクオール産生菌という腸内細菌を持っているかどうかです。

腸内細菌によって大豆イソフラボンに含まれるダイゼインという成分をエクオールに変えることで、ダイゼインのままと比べ、よりエストロゲンに似た働きをすると言われています。

​エクオール産生菌という腸内細菌を持っている人といない人がいるそうで、エクオール産生菌がいない人は、大豆イソフラボン(ダイゼイン)のまま吸収されるそうです。

若い人にエクオールを作れる人が少なくなっているそうですが、食の欧米化が原因ではないかと考えられます。(欧米人の3分の2がエクオールを作り出せない)

エクオールの産出能力をチェックするには、「尿中エクオール検査」や「ソイチェック」といった簡単な尿検査で調べることができるそうです。



■「EQUELLE (エクエル)」のアメリカでの販売を開始した4つの背景

ニュースリリースを参考にすると、アメリカでの販売を開始した理由には4つの背景があると考えられます。

1.アメリカには5300万人の更年期女性がいるとされ、その人数は毎年増加している

米国で通例 更年期とされる40-64歳を範囲とし、アメリカ合衆国国勢調査局2010年4月~2014年7月調査。米国人口統計から更年期女性数を算出。

2.女性の66%が医薬品を使わずにより自然な方法で対処し、更年期を過ごしたいと回答しており、この割合も増えている

Gallup更年期女性調査(2015) n=1018, 対象40~59歳女性

3.アメリカ人の食生活では大豆を摂取する機会が少ない

大豆生産量摂取量FAO国連食糧農業機関2007

4.体内でエクオールを産生できる人の割合は約20~30%にとどまるといわれている

日本女性医学学会雑誌,20:313-332,2012

■ちなみに

日経トレンディ(2018年12月号)で紹介されているB.B.ON日本橋店の売上数ランキング第一位に「エクエル パウチ120粒」(4000円(税別))に選ばれていました。

■まとめ

日本の女性は更年期症状やPMSなどの女性特有の症状に対しての自覚率が低いによれば、日本とアメリカの20~50代の有職女性それぞれ300名ずつを対象にインターネットで調査したところ、日本の女性はアメリカの女性よりも更年期症状やPMS(月経前症候群)、月経痛、子宮内膜症といった自覚している女性特有の症状に対しての自覚率が低かったそうです。

このことは、アメリカの女性は日本の女性を比較すると、女性特有の症状に対する関心が高いことを示しているのではないでしょうか?

婦人科受診の頻度に対する質問でも、アメリカの女性は日本の女性に比べて受診頻度が多いことがわかります。

アメリカの女性

  • 婦人科受診の頻度 年に1回程度 65.7%
  • 婦人科に行ったことがない 6.3%

日本の女性

  • 婦人科受診の頻度 年に1回程度 29.0%
  • 婦人科に行ったことがない 33.0%

女性特注の症状に関心の高いアメリカでは「EQUELLE (エクエル)」に注目が集まるかもしれません。

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