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なぜ「リボ払いは怖い」といわれるの?クレカのリボルビング払いの特徴・メリット・デメリット




【目次】

■なぜ「リボ払いは怖い」といわれるの?リボルビング払いの特徴・メリット・デメリット

Credit card of future

by Robert Scoble(画像:Creative Commons)

本当にあったお金の怖い話|との|noteでは、リボ払いの仕組みを知らなかった奥様が支払額の利息が高く残金が減らない状況に陥り、どんどんと残金が膨れ上がっている様子がマンガで伝えられています。

こういうのを見ると、「リボ払い怖い」から「クレカ怖い」という発想が出てきても不思議ではありません。

ところで、「リボ払い」の仕組みってご存知ですか?

正直なところ、クレジットカードを持つときに、リボ払いだけは気をつけておくようにという声をいろんな方から頂いたので、リボルビング払いをしたことはなく、「そもそもリボ払いって何?」という段階なのです。

そこで、改めて「リボ払い」について調べてみました。

リボ払いの特徴と利用上の注意|日本クレジット協会

リボ払いは、クレジットカードの支払方式の1つで、「支払残高」に応じて、毎月の支払額(元本返済と手数料額の合計)があらかじめ決められています。

リボ払いの特徴というのは、毎月の支払額を一定にすることができ、使いようによっては計画的な利用が可能になるというものですが、使い方によっては、損をしてしまうことがあり、これが「リボ払いはやめた方がいい」という理由になっています。

リボ払いは、毎月の支払額を一定にすることが出来るので計画的な利用が可能となる便利なサービスですが、他方で、新たな買物をすると支払残高が増えることになるので、支払いの終期が延びるなど、仕組みが複雑で分かりにくいという声もあります。

無計画にリボ払いを利用していると、支払残高が増えて、支払期間が伸びたり、支払額(元本返済と手数料額の合計)が増えてしまったり、支払残高がある限り支払いが続くというデメリットがあるのです。

つまり、正確には「リボ払いが怖い」のではなくて、「リボ払い(の仕組みを知らずに使うと、使い方によっては損することがあるので)怖い」なのです。

クレジットカードの支払い方法には、一般的に手数料がかからない「翌月一括払い」「ボーナス払い」と手数料がかかる「分割払い」があり、リボ払いはそうした支払い方法の一つで、自分のライフスタイルに合わせて、自分にとって無理のない支払方法を選ぶ必要があります。

より詳しく知りたい方は、ぜひリボ払いの特徴と利用上の注意|日本クレジット協会をご覧ください。




■クレジットカードには3つのメリットがある

#クレジットカード を持つのが怖いという人に「なぜ怖いのか?」をインタビューしてみました|#クレカ の使い過ぎは怖いけど、#ドコモ の #ケータイ払い なら大丈夫!?でも紹介しましたが、クレジットカードを持たないという人の中には、使いすぎるのが怖いので持たないようにしているという人がいます。

クレジットカードには3つのメリットがあると考えられます。

ポイントが貯められたり、現金だといくら使ったのかデータに残りませんが、クレジットカードで支払いをするとデータに残るので管理がしやすかったり、返済履歴によって信用力を築くことができます。

1.ポイント(マイル)を貯められる

クレジットカードは買い物だけでなく、家賃や公共料金などの支払いにも使え、最近では国税の支払いにもクレジットカードを使用することができるようになっています。

国税をクレジットカード払いができるようになりました。

クレジットカード納付のQ&A|国税庁

次の税目の納付が可能です。

また、本税に加えて、附帯税(加算税、延滞税等)の納付も可能です(附帯税のみの納付も可能です。)。

・ 申告所得税及び復興特別所得税
・ 消費税及び地方消費税
・ 法人税(連結納税を含む)
・ 地方法人税(連結納税を含む)
・ 相続税
・ 贈与税
・ 源泉所得税及び復興特別所得税
・ 源泉所得税
・ 申告所得税
・ 復興特別法人税(連結納税を含む)
・ 消費税
・ 酒税
・ たばこ税
・ たばこ税及びたばこ特別税
・ 石油税
・ 石油石炭税
・ 電源開発促進税
・ 揮発油税及び地方道路税
・ 揮発油税及び地方揮発油税
・ 石油ガス税
・ 航空機燃料税
・ 登録免許税(告知分のみ)
・ 自動車重量税(告知分のみ)
・ 印紙税

ただ納付税額に応じて決済手数料がかかってしまいますが、ポイントが付くクレジットカードで支払えば得をする人もいます。

ポイントについてはカード会社の会員規約に基づきますので、カード裏面に記載されているカード会社へお問い合わせください。

クレジットカードのポイントが付くかどうかは、カード会社の会員規約に基づくため、支払う前に、ぜひ問い合わせてみましょう。

→ 国税クレジットカードお支払サイト はこちら

2.お金の可視化(見える化)ができる

もクレジットカード・デビットカードで決済を管理すると、すべての支払いがデータとして残るため、どのくらい使ったかが一目瞭然です。

さらに便利な方法としては、家計簿アプリ(Zaim・マネーフォワード・Moneytreeなど)と銀行やクレジットカードとつなぐことで、自分で入力する手間なく、自動的に明細を記録するによって、資産管理ができるようになります。

→ 確定申告を簡単にするためには準備が大事!|銀行・クレジットカードとクラウド会計ソフトの連携/領収書の管理 について詳しくはこちら

3.返済履歴によって信用力を築く

返済履歴によって信用力を築くとはどういう意味でしょうか?

カード履歴は「借金の履歴」ではなく「返済の履歴」であり、借りたお金をきちんと期日までに支払うという「信用履歴(クレジットヒストリー」を作っているともいえるのです。

自分自身がローンの貸付を行う企業・銀行だと考えるとわかりやすいのですが、仮に若い時にクレカで返済の履歴を作っていないと、家や車を購入する際に住宅ローンや自動車ローンを申し込まれたとして、「信用履歴」がなければ、何を判断材料にお金を貸すかの判断をすればよいのかわからないですよね。

だからこそ、借りたお金をきちんと期日までに支払うという「返済の履歴」によって信用力を築くことが将来お金を借りるかもしれない時に役立つのです。

CASH・ZOZOツケ払い・メルカリNOW・給料前借り(前払い)アプリ・サービス・・・今やりたい・買いたいことを我慢せずにお金を前借り、モノを現金化するサービスを利用してもいいの?では、「ZOZOツケ払い」(2カ月間内で都合の良い時に支払いができる決済手段)や「メルカリ月イチ払い」(月次で購入した商品の代金をまとめて翌月に支払うことのできる)などを紹介しましたが、Twitterを見ていると、買い物をし過ぎて、支払えなくなってしまったというツイートを目にしました。

クレジットカードの審査に落ちるという人は、それまでに返済が遅れたり、返済ができなかったりして、クレジットスコアが傷ついてしまっていて、将来のリスクを抱えてしまうことがあるため、注意喚起は必要だと思います。

人の信頼度を評価するシステムによって信頼自体がお金(通貨)のような価値をもつ時代になる!?によれば、中国では「芝麻信用」というクレジットスコアシステムが始まっているそうです。

中国では現金決済ではなくスマホ決済が日常生活に浸透していることにより、お金のやり取りに関わることのほとんどがデータ化されていると考えられます。

支払い履歴だけでなく、学歴や資産情報、人脈関係などによって信用度が格付けされる仕組みとなっているそうです。

すでに中国ではこの信用点数の評価によって、ホテルに泊まれない人がいたり、結婚や就職に影響しているということが起きているそうです。

それまでの信用度によってホテルの予約ができないということが起きていたり、毎回の客室の利用状況も記録されることで、顧客の評価がアップデートされるようになっているそうです。

もしも信頼が重視される時代が来た場合、子供のうちに支払いができなくなることでクレジットスコア(信用情報)を失ってしまうと、様々なサービスが利用できなくなるかもしれませんので、社会的に金融リテラシーを学ぶような仕組みを作る必要があるのではないでしょうか。







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