by eVRydayVR(画像:Creative Commons)
■ハプティックコントローラ「Oculus Touch」|触覚技術が当たり前の時代が来た!?
ハプティクスが医学を飛躍的に進歩させる?|「見えないものを感じる」触覚技術により腫瘍を手で感じられるCTスキャンが実現する日も近い!?では、近い将来触覚技術が当たり前の時代が来ると紹介しましたが、まずはゲームの世界からそのテクノロジーを実感できるようになりそうです。
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Oculusが手に持つモーショントラック機能搭載のハプティックコントローラ「Oculus Touch」を紹介
(2015/6/21、TechCrunch)
今日のイベントでOculusはOculus Touchのプロトタイプを紹介した。この片手で持つモーションコントローラーを使用することでユーザーは、自身の手を仮想空間内でも認識することができる。「Half Moon」と呼ばれるこのプロトタイプは、物を持ったり、拳銃を打ったり、何かを指し示したりすることができる。このコントローラーは、慣性運動と360度の動きをトラックすることができ、またハプティックフィードバック機能の搭載により、手で何かを実際に触っているかのように感じる。
触感覚を仮想的に再現できるシステムで医療が進歩する?でも書きましたが、遠隔地医療においては、視覚と聴覚だけに限られていましたが、この触覚技術が進歩していけば、また新しいデータが生まれることでより良い治療につながることが期待されます。
身近なところでいえば、「触れる」と言う感覚もハプティクスが入ってくれば、ネットショッピングで洋服を買う際に生地の肌触りも確かめられるようになっていきます。
今までは仮想空間とリアル空間とでは明らかに違いがありましたが、触覚技術が身近になってきたことで、その境目がわからなくなってくるようになるかもしれません。
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【追記(2015/7/9)】
■仮想力覚提示デバイス「Traxion」
(2015/7/3、Sensors)
「Traxion」は、すごい力で押されたり、引っ張られたりするような「力」を体験できる装置なのだそうです。
他人の「触覚」を伝達することができることによって、医学に活用されるようになるかもしれません。