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なぜフランスでジムは不人気なのか?

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by Greenwood Athletic and Tennis Club(画像:Creative Commons)




フランスでジムは不人気、政府の働きかけ求める声も

(2010/9/28、ロイター)

フランスでは健康的な食生活や運動への関心が高まっているが、ジム通いをする人はまだ限られているという。

インターナショナル・ヘルス・ラケット&スポーツクラブ・アソシエーション(IHRSA)によると、2008年にフィットネスクラブに会員登録していたのは国民のわずか5.4%で、イタリア人の9.5%や英国人の11.9%、スペイン人の16.6%と比べて低かった。

フランスでは、ジム通いをする人は他のヨーロッパの国々の人に比べて少ないそうです。

イメージでは、スタイルを気にする人が多いような気もするのですが、どうなのでしょうか。

痩身イメージのフランス女性、26%が過体重=調査

調査にかかわったマリー・アリーヌ・シャルル博士は、都市型の生活様式が肥満が進んだ最大の要因だと指摘。

ロイターとの電話インタビューで「肥満率は都市部で急上昇している。座りがちな仕事が多く、交通機関が発達していることから歩く機会が少ない上、食べ物もすぐに入手できる」と話した。

この記事によれば、フランスの女性の26%が過体重であり、その要因としては、交通機関が発達していることから、歩く機会が少なく、また食べ物がすぐに手に入ることを挙げています。

ヨーロッパの都市は、建物や施設が密集し、交通網が高度に発達していることは他のヨーロッパの国々とも共通しているはずですから、もしかすると、本当は、他のヨーロッパの国々に比べると

フランスでは健康的な食生活や運動への関心が高まって

いないのかもしれませんね。

P.S.

自動車を利用せずに徒歩や自転車で移動すると肥満の予防になる

この研究から、全体的に見ると、欧州人は米国人の3倍の距離を歩き、5倍の距離を自転車で移動していることがわかった。

欧州人は年平均約381キロメートル歩き、約187キロメートル自転車で移動しているのに対し、米国人の徒歩での移動距離は年平均約140キロメートル、自転車での移動距離は約39キロメートルだ。

こうした運動量の差を体重に換算すると、欧州人は、米国人よりも約2.3〜4.1キログラム分余計にカロリーを消費していることになる。

この記事では、欧州人と米国人との肥満と自転車の関係を紹介しましたが、ヨーロッパの都市は、建物や施設が密集し、交通網が高度に発達していることが多いため、徒歩や自転車を利用する機会が多いと紹介しています。

先程の記事と比較すると、まったく反対のことを言っているような気もするのですが、両方の記事がどちらともあっているとすれば、アメリカ人がよほど歩く機会が少ないと言えそうです。