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がんに関わる人同士が気軽に相談できる場所「マギーズセンター」とは?

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by Jon-Marc Creaney(画像:Creative Commons)




■がんに関わる人同士が気軽に相談できる場所「マギーズセンター」とは?

がん患者が安心して過ごせる空間「マギーズセンター」とは? 24歳で乳がん経験、鈴木美穂さんに聞く

(2014/11/1、ハフィントン・ポスト)

がん患者や家族、医療者など、がんに関わる人たちが、がんの種類やステージに関係なく、いつでも予約なく利用できる施設でした。洗練された開放的な空間で、食事や運動などの専門的な指導や、不安を取り除くカウンセリングを受けられる場所だとわかりました。

先日大腸ポリープ手術を受けた患者さんにインタビュー|手術までの経緯・手術内容・術後の生活の注意事項・感じたことでインタビューをした時に感じたのは、自分が実際その立場になったとしたらどう感じるだろうということです。

見舞いに来た友人・知人に「大丈夫だよ」「治るよ」と心から心配してきてくれているにもかかわらず、「自分の気持ちなんてわかるもんか」と思ってしまって、心を閉ざしてしまうのではないかと想像しました。

だからこそ、がんに関わる人同士が気軽に相談できる場所を作るというのは有意義なものなのではないかと思うのです。

Facebookがヘルスケア分野に参入するという記事(FACEBOOKもヘルスケア分野に参入!?|患者をつなぐ「サポートコミュニティー」や「予防医療ケアアプリ」)を先日取り上げましたが、この考え方に近いものです。

Facebookが考えるヘルスケア事業とは、同じ病気に悩むFacebookユーザーの患者同士をソーシャルネットワークでつなぐ「サポートコミュニティー」です。

それもひとつの方法なのでしょうが、やはり直接話しかけることができるという方がいいのではないかと思います。

そういう意味でも、「マギーズセンター」には今後注目が集まっていくのではないでしょうか。

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【追記(2016/10/10)】

がん患者に「第二のわが家」 英発祥マギーズがオープン

(2016/10/10、朝日新聞)

がん患者や家族が気軽に立ち寄れるイギリス発祥の民間相談施設「マギーズ東京」が10日、東京都江東区にオープンし、記念式典が開かれた。

マギーズ東京がオープンしたそうです。

ガンと向き合う場所が病院以外にもあることで、がんになった人の不安を少しでも取り除くことにつながるといいですね。







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