去年から体調がすぐれず、具体的に言えば、腰痛や首痛を繰り返していて、先日は首が寝違えした以上の痛みで整形外科で診てもらったりしたのですが、体を緩めてもらおうと思い、初めて整体に行ってみました。
【気になる箇所】
〇頭痛(首コリからくるもの)
〇右側の首
〇右肩
〇右胸
〇右の前腕
〇右手
〇両腹部の筋のような感じ
〇左のお尻
〇両ふくらはぎ
〇左のすねの横の筋肉
〇左足の小指と薬指の間
「どこが痛いですか(気になりますか)?」と質問されたのですが、あまりにも痛いところが多すぎて困るほど。
首の痛みの原因としてはストレートネックによるものではないかということで、処置を行いました。
「ストレートネック」とは、前かがみにスマホやPCを操作する時間が増えることで、首が前傾し、首のカーブが失われてしまうとにより、首の張りや頭痛、肩の痛み、ときには腕や手の痛みなどの症状のこと。
ストレートネックのことは知っていたのですが、チェック項目にはあまり当てはまっていなかったため、違うものかと思っていたのですが、もしかすると、仕事のストレスや緊張状態が続くと同じような症状で悩む方もいらっしゃるとのことでした。
■ストレートネックのチェック方法
【ためしてガッテン】肩こり解消ストレッチ(筋膜リリース体操)|肩こりの原因は「筋膜のシワ」?によれば、ストレートネックを見分けるポイントは2点。
1.アゴが引きづらい。うなずくのがつらい。
ストレートネックの人は、「後頭下筋群(首の後ろの頭の付け根の部分にある)」の筋膜が固まっているそうです。
ストレートネックの人は、アゴを引こうとするとき、筋膜が固まって、後頭下筋群がうまく伸びないため、アゴが引きづらかったり、痛みを感じたりします。
また、日常的にアゴが上がった状態になると、首の下の皮が伸びてしまうため、2重あごになったと感じる人もいるそうです。
2.耳が肩より前に出ている
■スマホ症候群チェック
1. スマホやパソコン使用で肩こりや首こりを感じる。
2. スマホ・パソコンを一日5時間以上使っている。
3. 猫背である。
4. 天井を見ようとすると首に痛みや違和感がある。
5. 目が疲れやすく、ドライアイになっている。
*あてはまるものが2個以上ある人は、スマホ症候群になっている可能性が高いです。
■まとめ
パソコン環境を負担がかからないようにする、30分に一度立ち上がってストレッチをする、お風呂に入って体をリラックスさせる、前腕はボールなどを使ってストレッチをする、といったアドバイスを受けました。
また、自律神経でいえば、交感神経と副交感神経のバランスは交感神経優位かもしれないですねーということでした。
自律神経のバランスを整える4つの方法とツボ!ポイントは「ゆっくり」を意識すること!によれば、自律神経とは、呼吸や心臓の動き、血の巡りなど体の基本的な働きをコントロールしていて、大きく分けると、交感神経と副交感神経に分けられます。
交感神経 → 血管を収縮・アクティブ
副交感神経 → 血管を拡張・リラックス
男性30代、女性40代になると、副交感神経の働きが急激に低下するそうです。
交感神経の働きが優位になると、血管が収縮し、血流が悪くなり、肩こり・高血圧・むくみ・便秘になりやすく、場合によっては、脳梗塞・心筋梗塞の危険性が高まるそうです。
1 リラックスできる環境づくり
自分にとってリラックスできる環境づくりを行ないましょう。
2 首を緩める
首には重要な血管や神経が集中しており、ここの血流が悪くなると副交感神経のはたらきが阻害されるので、温めたタオルを当てるなどして首の緊張を緩めよう。
大事なことは全身を温めることですが、首を温めると効率的に体を温めることができます。
首の冷えが身体を冷やす?によれば、皮膚の近くに頭部と身体をつなぐ太い頸動脈があり、酸素や栄養素を含んだ血液を脳へと流すのですが、そこが冷えてしまっていると血流は悪くなり、末端まで温かい血液が回らなくなります。
3 腸内環境の改善
腸と自律神経は互いに影響し合っており、腸のはたらきが活発になると副交感神経が優位になる。
腸の働きが活発になると、副交感神経が優位になるそうです。
腸内環境を改善して、自律神経のバランスを整えたいですね。
4 呼吸を深くゆっくりする
吐く息を意識し「4秒かけて吸う、8秒かけて吐く」のがポイント。
呼吸をゆっくりすることを意識して行いましょう。
わかっていたものの、自分自身はストレートネックではない、自律神経に問題ないと思っていただけに、もっときちんとセルフケアをやっていかないといけないなと改めて思いました。
【追記】
そんな時に目に入ってきたのがアンダーアーマーやベネクス、リライブなどのリカバリーウェア。
睡眠改善、疲労改善、自律神経を整える、辺りを気にしている人がチェックしているのではないでしょうか?
今回の件で感じたのは体力とは関係なく、しっかり睡眠時間を確保できても体が常に緊張してしまっているような状況だと疲れが取れていないように感じて、仕事のやる気が出てこないんですよね。
「ヤクルト1000」の人気から考える現代人の健康の悩みとは?や「免疫力を上げる」のではなく、「免疫力の最適化(免疫機能のリカバリーや免疫低下に備える)」にシフトしている!?、テクノロジーの進化と健康のジレンマ:AI時代に浮かぶ肩こり、睡眠、免疫の課題に共通しているのはこのあたりの問題で、AIなどでどんなにいいテクノロジーが出てきても、やる気が出なかったり、疲れがあると何も手につかないわけです。
だからこそ、私たち人間はAIなどテクノロジーの力を借りて仕事をやりつつ、体のメンテをしっかりと行うことが仕事における出力を上げる方法として考えていかないといけないのではないかと思います。