by Always Shooting(画像:Creative Commons)
(2012/2/14、ローリエ)
「人生の転換時は、恋がうまれやすい」。
恋愛研究の分野では有名なアメリカのヘレン・フィッシャー教授が述べた言葉です。
人生の転機を迎えているときには、恋が生まれやすいのだそうです。
今回紹介している記事は、「転職」を例にあげています。
転職時は、対人関係や新しい業務のなかでストレスが多く、不安、恐怖、嫉妬、高揚感など、心に強い感情をともないます。
これらは、どれもロマンティックな情熱を高める、脳の科学システムを活性化させるのだそうです。
つまり、転職などの“人生の重要な転機”を乗り越えようとしているときは、エネルギーや集中力、意欲が高まり、気分を昂揚させる脳の回路が働くために、“恋愛モード”の脳になりやすい……ということなのです。
もちろん転職時には、新しい出会いが増えるため、恋が生まれやすいということもあるのでしょうが、転職のような人生の転機には脳が恋愛モードになりやすいというのは面白いですね。
・ 予想の付かない状況でワクワクするタイプの人は、転職時は、興奮状態から柔軟で楽天的な性格が強まり、普段は見過ごすような相手にも目を向けやすくなる
・ 日常に、秩序や安定を欲する性格タイプの人は、転職時はストレスから不安で落ち着かなくなり、安定したパートナーを求めやすくなる
・ 他人に頼られて人生のやりがいを感じるタイプの人は、社会での立場が変化することから、「誰かの役に立ちたい、必要とされたい」と願う気持ちが強まり、それを満たしてくれるパートナーを欲する
・ 他人と心で交流をすることで満足を得る性格タイプの人も、転職時は人間関係にストレスを受けて感情的になりやすく、誰かとの深い絆を求めて、恋愛モードになりやすい
人生の転機には、心の状態が大きく変化するために、それを支えようと恋愛モードになりやすいみたいです。
入学・進級・就職・転職・転勤など今の季節は人生の転換期にいる人も多いと思います。
今にも恋が生まれるかもしれませんね。
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