by Sascha Kohlmann(画像:Creative Commons)
ナイト健診、受診3倍超 「夜だから来られた」
(2009/2/4、琉球新報)
南城市が特定健康診査(生活習慣病予防健診)の受診率向上策として1月20日から29日まで4地区で実施したナイト(夜間)健診で、市の予想をはるかに上回る261人が受診し、関係者を驚かせている。
沖縄県南条市で特定健康診断の受診率向上のために実施された「ナイト健診(夜間健診)」に予想よりも多くの人が受診したそうです。
昨年12月現在の市の推定受診率は29%だったが、ナイト健診の実施で2008年度の受診率目標35%を達成する見込み。
ナイト健診や報奨金制度など市独自の取り組みが功を奏し、前年度の25%から約10ポイント上昇しそうだ。
これは、受診率の達成に頭を悩ませている自治体にとっても良いニュースですね。
市が受診者に実施したアンケート調査では「健診は夜間の方が良いか」との質問に、約7割が「はい」と回答。
昼間の健診では男性の受診率が低い傾向があるが、ナイト健診では男性の受診者が半数を上回った。
会場では受診者から「夜でないと来られなかった」「初めて健診を受けた」という声があった。
夜間健診に対するニーズが高いようです。
継続して実施するには、調整が必要となりそうですが、夜間健診によって受診率が上昇したのは確かであり、今後、この試みが全国にも注目されそうです。
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