安西ひろこさんのインスタによれば、2022年に入ってから、パーソナルトレーニングを週1回と晴れの日はウォーキングとランニングをするようにしているそうです。
運動を続けるようになってから、筋力がついてきて、自律神経を整えることに役立っているようです。
2022年3月7日のインスタでも太陽の光を浴びながらウォーキングをすると、幸せホルモンセロトニンが増えて、自律神経を整えてくれると紹介していますので、自律神経を整えることを意識的に行なっているようですね。
安西ひろこ パニック障害との壮絶闘病(2014/7/3、デイリースポーツ)によれば、パニック障害の過去を語っており、メンタルヘルスについて大事にされているのではないでしょうか。(著書『バルドーの告白』でパニック障害を告白)
■自律神経を整える方法
<加治ひとみ×小林弘幸医師>コロナ禍で便秘、めまい…“自律神経の乱れ”かも?SOSに気づいたらすべきこと(2022/4/7、女子SPA)で紹介されている順天堂大学医学部教授の小林弘幸先生によれば、新型コロナウイルス感染の後遺症の悩みは、倦怠感やめまい、頭痛、食欲不振に便秘、下痢といったもので、これらすべて自律神経失調症の症状であり、感染しなかった人も、在宅ワークによる運動不足や不規則な食事、コミュニケーション不足などからストレスを抱えて、自律神経が乱れる人が増えているそうです。
“冷え”はストレス過多のサイン!?自律神経の乱れから男性でも冷え症で悩む人が増えている!で紹介した大阪大学大学院医学系研究科・石蔵先生によれば、冷え性の原因の一つがストレスにあるようで、私たちの体は日中は“緊張モード”になり夜は“リラックスモード”になる自律神経が働いているのですが、残業続きだったり、リラックスできないというストレス過多の状況が続くと、自律神経がバランスを崩し、血管が収縮、血流が悪くなってしまうそうです。
冷えのぼせの症状・原因・改善・治し方・解消法・やってはいけないことによれば、冷えのぼせの状態は、交感神経と副交感神経が通常よりも頻繁に働くため、「自律神経失調症型の冷え」とも言えるそうです。
●自律神経のバランスを整えるポイントは、「ゆっくり」
自律神経のバランスを整える4つの方法とツボ!ポイントは「ゆっくり」を意識すること!で紹介した順天堂大学医学部教授の小林弘幸先生によれば、さまざまな症状の原因が実は交感神経と副交感神経のバランスが崩れたことにあるのではないかと考えられ、反対に考えると、交感神経と副交感神経のバランスを上手にコントロールできるようになれば、病気になりにくくなると考えられるということです。
自律神経のバランスを整えるポイントは、「ゆっくり」なのだそうです。
「ゆっくり」を意識し、ゆっくり呼吸し、ゆっくり動き、ゆっくり生きる。
そうすることで、自律神経のバランスが整えられ、様々な不調が改善していくと考えられるそうです。
→ 【#金スマ】自律神経を整える方法・自律神経測定アプリ(小林弘幸先生) について詳しくはこちら
●運動
自律神経が弱っていると脂肪を燃やせない体になる!?によれば、運動は、筋肉を鍛える、カロリーを消費するだけでなく、自律神経(交感神経・副交感神経を活性化)を鍛える効果があるそうです。
運動を続けるとストレスに強くなる?その科学的根拠とは?で紹介した医学誌「ニューロサイエンス・アンド・バイオビヘイバラル・レビュー」に2月に掲載された研究によれば、運動によって様々な炎症マーカーの値が低下し、また脳の健康に良い影響を与えると考えられるホルモンや生化学物質のレベルが増加していたそうです。
●ストレッチ
寝る前10分のストレッチ&ヨガで「更年期障害の症状」と「うつ」が改善!おすすめのやり方とは?で紹介した甲斐主任研究員によれば、更年期症状は女性ホルモン(エストロゲン)の減少によって自律神経のバランスが乱れることで生じており、これまでも、ストレッチは交感神経の働きを抑え、副交感神経が活性化することが報告されていたそうです。
●腸内環境を整える
自律神経のバランスを整える4つの方法とツボ!ポイントは「ゆっくり」を意識すること!によれば、腸と自律神経は互いに影響し合っており、腸の働きが活発になると、副交感神経が優位になるそうです。
→ 【#金スマ】腸活・便秘解消7つのメソッド(便秘外来小林弘幸先生) について詳しくはこちら
→ 便秘とは?|便秘解消方法 について詳しくはこちら
■パニック障害を告白した芸能人
安西ひろこさんだけでなく、KinKi Kidsの堂本剛さんや中川家・剛さんも以前パニック障害を告白しています。
『堂本剛とFashion & Music Book』(bayfm、2022年4月2日)で「パニック障害」について語ったいます。
■まとめ
セレーナ・ゴメス、4年半ネットを利用していないと明かす「人生が完全に変わった」(2022/4/6、ビルボード)によれば、3億1,000万人以上のInstagramフォロワー数を誇るセレーナ・ゴメスさんは、米TV番組『グッド・モーニング・アメリカ』に出演した際に、「私は4年半の間、インターネットを利用していません」とSNSから離れることでメンタル的に良い方向に進んだことを明かしています。
以前双極性障害と診断されたことについて過去に打ち明けており、スポットライトが当たる生活によって悪化したことから、そこから離れることにより、気持ちが安らぐ生活を送れているようです。
今回取り上げた安西ひろこさんのように、健康的なライフスタイルをすることがメンタルヘルスにもいいということが広がっていくといいですね。
「助けを求めることは恥ではなく、それは強さです」
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