by International Disaster Volunteers(画像:Creative Commons)
米シンシナティの老人ホームで食事中に肉をのどにつまらせた同席女性の命を救った96歳男性が、ハイムリッヒ法を人に教えたことはあったが緊急時の患者に実際に使ったのは初体験と告白。男性の名はヘンリー・ハイムリッヒ。同法を編み出したご当人。 https://t.co/nmNGJtCEvS
— oekakimaestro@野外理科実験 (@oekakimaestro) 2016年5月28日
こちらのツイートに驚いて、元記事であるBBCニュースの記事を見てみました。
Dr Heimlich saves choking woman with manoeuvre he invented
(2016/5/27、bbc)
The 96-year-old American inventor of the Heimlich manoeuvre has used the technique himself to save a choking woman at his retirement home.
Dr Henry Heimlich said he had demonstrated the technique many times but never used it in an emergency.
ハイムリッヒ法(ハイムリッヒ マニュエバー)を編み出し、数多くの人にデモンストレーションをして人に教えてきたヘンリー・ハイムリッヒさんですが、これまで実際にのどに物が詰まったという緊急事態に遭遇したことがなかったそうです。
今回初めて自身が考案したハイムリッヒ法(ハイムリッヒ マニュエバー)を使う場面に遭遇し、実践をして、女性の命を救ったそうです。
■ハイムリッヒ法(ハイムリッヒ マニュエバー)とは
How to Give the Heimlich Maneuver | First Aid Training
How to Perform the Heimlich Maneuver (Abdominal Thrusts)
ハイムリッヒ法(腹部突き上げ法)とは、腹部を圧迫することでのどに物が詰まった時に吐き出させる応急処置の方法です。
参考リンクを参考に、ハイムリッヒ法のやり方についてまとめます。
- 救助者はのどに物が詰まった人の後ろに回り、腹部に両腕を回し、抱えるようにします。
- 片手で握りこぶしを作り、もう一方の手をその上に重ねて、みぞおちを避け、胸骨とへその中間あたりの下に当てます。
- 持ち上げるように強く圧迫して上に突き上げます。
【参考リンク】
- のどに物が詰まった時の応急処置「ハイムリッヒ法」と「背部叩打法(はいぶこうだほう)」の実践方法を知ろう!|ミナカラ
- 窒息|メルクマニュアル
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以前自身が考案した応急処置法で人生初めて人命救助を行ったことが話題になりました。
窒息救命「ハイムリック法」の考案者死去、96歳(AFP=時事)
https://t.co/55cMG4RzvH— ハクライドウ (@hakuraidou) 2016年12月18日