松山千春 狭心症の症状悪化でコンサートツアーの中止を発表 「手術に臨み、再び歌えるよう頑張りたい」(2024/8/12、スポニチアネックス)によれば、松山千春さんが狭心症の症状が悪化したためコンサートツアーを中止することを発表しました。
■狭心症の分類
【狭心症の分類と特徴】
- 安定狭心症(症状が固定していて心筋梗塞になりにくい)
- 不安定狭心症(2週間以内に心筋梗塞を発症する可能性が極めて高い)
つまり、不安定狭心症が注意すべき症状といえます。
【狭心症の症状】
- 胸の圧迫感
- 肩やおなかや背中の痛み
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■狭心症の原因
狭心症は冠動脈に狭窄(きょうさく;目詰まりを起こす)が起きて、血液の流れが悪くなることで起こります。
この狭窄には、粥状動脈硬化と線維性動脈硬化の2つがあります。
●粥状動脈硬化
粥状動脈硬化(アテローム性動脈硬化症)とは、動脈硬化の一種で、アテロームと呼ばれる沈着物(血液中の脂肪、コレステロール、カルシウムおよびその他の物質)が動脈の内側に蓄積した状態のことをいいます。
アテローム性動脈硬化症は、高血圧や高血糖などの理由により血管内膜が傷つき、その隙間から血管内膜の下に入り込んだコレステロールが白血球の一種であるマクロファージに捕食され、その死骸が溜まり アテローム状(粥状の塊)になり、血管のしなやかさが失った状態であると考えられています。
こぶが破裂すると、その部分に血栓ができて血管が狭くなります。
そして、完全に血管が詰まれば脳梗塞、心筋梗塞などの病気になる恐れがあります。
この状態を不安定狭心症と呼ぶそうです。
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●線維性動脈硬化
線維性動脈硬化は破裂することがなく、安定しているため、安定狭心症と呼ぶそうです。
■不安定狭心症の症状の特徴
- 運動時にも安静時にも起きる
- いきなり安静時に5分以上続く症状が出現する(大量の血栓によって閉塞一歩手前)
- 症状の持続時間がどんどん長くなる(血栓が増大して閉塞しかかっている)
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■まとめ
急性心筋梗塞の前兆・予兆で気をつけるべきなのは「狭心症」|狭心症の症状・原因・特徴によれば、急性心筋梗塞の発症から1時間以内に30~50%が死亡するといわれ、突然死の原因となり、実は助かった患者の半分から3分の2で、前兆となる何らかの狭心症状があったと報告されているそうです。
つまり、急性心筋梗塞の前兆が狭心症であり、このサインを見逃さないことが重要なんですね。
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