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ビリー・ジョエルさんの病気は正常圧水頭症でツアー中止!正常圧水頭症とは?




ビリー・ジョエル、脳疾患公表でツアー中止 正常圧水頭症で「聴覚、視覚、バランス感覚に問題」(2025年5月24日、日刊スポーツ)によれば、ビリー・ジョエル(76)さんが「正常圧水頭症」と診断され、ツアーを中止しました。

■正常圧水頭症とは?

 この疾患は、頭蓋骨内に脳脊髄液がたまり、脳を圧迫することで発症する病気で、65歳以上で発症することが多く、歩行障害や認知障害、排尿障害を伴うという。

ばあちゃん、介護保険制度の申請をする/ケアマネージャー(ケアマネ・介護支援専門員)に相談/介護保険制度とは?サービスの流れでは、以前脳外科クリニックで働いている看護師のフォロワーさんから「おばあちゃん水頭症ではないですか?歩行障害・転倒・認知障害・最後に失禁が出てくる症状です。転倒が多いのが気になりまして。」というメッセージを頂いたことを思い出しました。

【特発性正常圧水頭症(iNPH)】

特発性正常圧水頭症(iNPH)は、脳に溜まった脳脊髄液が脳を圧迫することで歩行障害(歩き方がおかしい)・認知症・尿失禁・やる気が出ないなどの症状が出る病気です。

脳脊髄液(99%は水)が産生や吸収を繰り返しながら、脳や脳脊髄液を物理的に保護したり、脳内を移動することで脳の老廃物を除去していると考えられています。

ところが、何かしらの原因で頭蓋内に脳脊髄液が溜まり、脳室が拡大します。

これが原因で様々な症状が現れる病態が水頭症です。