> 健康・美容チェック > 高血圧 > 白衣高血圧(白衣現象)とは|病院で緊張して血圧が上がる
【目次】
■白衣高血圧とは
by COD Newsroom(画像:Creative Commons)
「家で測ると正常なのに、病院で血圧を測定すると、血圧が高い」という人いませんか?
これを「白衣高血圧(診察室でのストレスによる血圧上昇を白衣現象と呼ぶ)」といいます。
白衣高血圧とは、通常は血圧が正常なのに、病院で血圧を測定すると血圧の値が高くなってしまうことです。
■なぜ病院で血圧を測定すると値が高くなってしまうのか?
なぜ、病院で血圧を測定すると、値が高くなってしまうのでしょうか?
それは、病院(病院の雰囲気が苦手)、医師・看護士の白衣を見ることによって、緊張してしまい、血圧が上がるからなのだそうです。
高血圧治療ガイドライン2014 電子版 – 日本高血圧学会(PDF)
白衣高血圧は診察室血圧で140/90mmHg以上の高血圧と診断された患者の15%-30%がこれに相当し,その頻度は高齢者で増加する
白衣高血圧は、診察室血圧で高血圧と診断された患者の15%~30%に当たるそうです。
白衣高血圧である場合には健康に問題はないと考えられますが、ただ、緊張・ストレスによって、血圧が上がりやすい性質があるため、将来的なリスクがある可能性もあります。
白衣高血圧で問題なのは、病院で高い値が出たことによって、本来ならば必要のない薬をもらうこと。
現在では、家庭血圧(病院ではなく家庭で血圧を測ること)のほうが正しい血圧の数値がわかるため、家庭血圧が重要だと考えられているようです。
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