by Robert Couse-Baker(画像:Creative Commons)
『○週間でやせる』はありえない!? 管理栄養士が語るキレイに痩せる秘訣
(2011/5/23、マイコミジャーナル)
森崎さんも「急激にダイエットすることは非常に危険で、リバウンドの元になります。
よく『○週間でやせる』などのダイエット特集を目にしますが、短期間で健康的に痩せるということはありえないのです」と指摘する。
短期間で急激にダイエット(食事抜きダイエット・単品ダイエット)すると、リバウンドするといわれていますが、それはなぜなのでしょうか。
健康的にダイエットをするポイントについて、森崎さんは「まず、3食きっちり食べること。食事を抜くことはある種の『飢餓情報』を招き、栄養の吸収を不必要に高めてしまい、太る原因となります。
食事抜きダイエットや単品ダイエットが行けない理由としては、食事を抜く(極端な低カロリーダイエット)と、飢餓状態になり、太る原因となったり、身体に不調が現れてくるからです。
■体に異変を起こす間違ったダイエット法|たけしの健康エンターテイメント!みんなの家庭の医学
極端な低カロリーダイエットを行うと、飢餓状態となります。
飢餓状態では、生命維持だけに栄養が使われるようになり、栄養が行き届かない場所に障害が起こり始めます。
せいぜい2kgまで一ヶ月に減量するのが好ましい。
極端に急速なダイエットをしてしまうと、栄養摂取不良によって起こってくる障害があり、それに加えて、ホルモンの異常が起こってくると全身に重篤な障害が出てくるそうです。
例えば、飢餓状態で性腺刺激ホルモンの分泌が低下し、卵巣が十分に刺激されず、生理不順になることがある。
その他にも、肌の乾燥、冷え性、筋力の低下なども起こってくるそうです。
こうしたことが起こるのは、飢餓状態で甲状腺からでるホルモンの質が低下し、皮膚の新陳代謝や体温等の調整機能が衰えてしまうためです。
■「飢餓に備えろスイッチ」見分け方とは(低カロリーダイエット)|ためしてガッテン
●脳は、ほぼ糖質だけをエネルギー源とする臓器である。
脳は、エネルギー源である糖質が不足すると、肥満スイッチをONにしてしまう。
●低カロリーダイエットで肥満になるのはなぜか?
低カロリー食で糖質が不足する
→脳が飢餓だと判断
→脂肪を蓄えようとする
→体脂肪率の増加
では、森崎友紀さんのおすすめのダイエット方法とはどういうものなのでしょうか。
森崎さんによると、体重を1kg減らすには7,200kcalの消費が必要とのこと。
身体の負担を考えて1カ月で体重を1kg~2kg減らす場合、個人差はあるが、およそ1日あたり240~480kcalを調整すればいいという。
<中略>
また、真面目な方ほど、カロリー計算に走ってしまい、途中で計算が嫌になりあきらめてしまうことが多いです。ダイエットは『無理なく続ける』ことが一番大事」と強調した。前日食べ過ぎてしまったとしても、次の日は低カロリーな食品をとって辻褄をあわせるなど、短期間ではなく長いスパンで考えることがここでも大切だとしている。
やはりダイエットを行う際は、長いスパンで考えていくことが大事だということですね。
■亀田興毅が教える!ボクサー流ダイエット|ボクサーと一般の人の減量方法の違いとは
●1キロの脂肪を落とすには、約7200キロカロリーの消費が必要。
運動で1キロの脂肪を落とす(7200キロカロリー消費する)には、かなりの運動量が必要になる。
例:1キロ走って、体重が50キロの人で約50キロカロリー消費。
●日常の生活でもカロリーは消費する。
例:入浴30分で約70キロカロリー消費
自転車20分で約55キロカロリーの消費
●このように聞くと、やはりダイエットは難しいと考えてしまいがちですが、人間には、寝ていても消費するエネルギー(カロリー)というものがあります。
それが、基礎代謝です。
スポーツ選手や筋肉がある人は1700で普通の何もしてない人で1300ぐらいあるそうです。
つまり、基礎代謝+運動で消費したカロリー=食事でとったカロリーとなれば、現状維持できるというわけです。
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