■<大阪の食文化>重ね食べ(粉もん+ごはんを食べる)頻度はやせている人より太っている人の方が高い
by ume-y(画像:Creative Commons)
(2016/8/3、毎日新聞)
米・パンと麺類や「粉もん」を一緒に食べる頻度は、男性の約6割、女性の約半数が週1食以上で、男女とも4人に1人が1日1食以上と答えた。世代別では高齢者(65歳以上)の頻度が最も高かった。
週1食以上の割合を肥満度を示す体格指数(BMI)別でみると、肥満の人は63.9%で、普通(51.6%)、やせ(44.6%)の人より高かった。
大阪府の調査によれば、うどんとかやくごはん、お好み焼きとごはんなど主食を2種類同時に食べる頻度は、やせている人より太っている人の方が高いという結果が出たそうで、太っている人はこうした食習慣を減らした方が良いようです。
■炭水化物(糖質)とたんぱく質の血糖に変わる割合と速度
糖尿病の食|循環器病研究センター
たんぱく質は体の中でアミノ酸に分解され、それが筋肉などをつくる材料になります。アミノ酸からは、脂肪酸と糖とグリセロールがつくられます。
ですから、たんぱく質を摂取すると、時間を経て糖がつくられ、エネルギーができます。しかし、食後に血糖を上げることはありません。
(2018/5/1、日経ウーマンオンライン)
「たんぱく質は糖質や脂肪に比べて消化に時間がかかる。そのため、必要な部位に届くのも遅い」とたんぱく質に詳しい神奈川工科大学の佐々木一教授。
炭水化物(糖質)とたんぱく質の血糖に変わる割合と速度について、簡単にまとめます。
●炭水化物(糖質)
- 100%が糖に変換される
- 食後の血糖を上昇させる(たんぱく質や脂質に比べて、最も早く血糖に変わる)
●たんぱく質
- 一部が糖に変換される
- しばらく(数時間から半日)たってから糖に変換される
つまり、炭水化物(糖質)が、最も血糖値に影響を与え、最も早く血糖に変わるということです。
■まとめ
お米より先に魚や肉などを食べると血糖値が抑制される!?によれば、お米よりも前に魚や肉を食べると、血糖値の急上昇が抑制されるそうです。
また、血糖値を下げる方法|たけしの家庭の医学によれば、食物繊維の多い野菜から先に食べることで、糖分が食物繊維に絡まり、通常よりゆっくりと吸収されるため、食後の血糖値の上昇を抑えることができるそうです。
肥満や糖尿病が気になる方は、食べる順番を変えてみてはいかがでしょうか。
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