■高島屋大宮店に直営アンテナ店「埼玉ながさき屋」を開業|長崎県商工会連合会
参考画像:国境離島の長崎県「埼玉ながさき屋」説明会資料(2018/8/27、長崎県商工会連合会)
高島屋大宮店に「埼玉ながさき屋」=13日に直営アンテナ店-長崎県商工会連合会
(2018/10/4、時事通信)
長崎県内の中小事業者が製造した特産のカステラや麺類など420アイテムを取り扱い、県産品PRや首都圏での販路開拓の拠点とする。
長崎県商工会連合会は、高島屋大宮店(さいたま市)に常設の直営アンテナショップ「国境離島の長崎県 埼玉ながさき屋」を2018年10月13日に開業すると発表しました。
■「埼玉ながさき屋」はどんなアンテナショップ?
国境離島の長崎県「埼玉ながさき屋」説明会資料(2018/8/27、長崎県商工会連合会)によれば、「埼玉ながさき屋」では、全国5番目の730万県民を擁する消費地である埼玉県にアンテナショップを置いて、消費者の嗜好を把握する情報収集・活用拠点にしたり、県産品の販売拠点にしたり、新商品のテスト販売によって商品力の向上拠点としたり、長崎の四季・食・文化・歴史を伝える情報発信・交流拠点を目指しているそうです。
【レビュー】「小売再生-リアル店舗はメディアになる」を読んで、”小売りの未来”を考える!では、ショッピングのあり方が変わる時代に小売店舗はどう変化していけばいいのかという問いに対して、小売店舗が提供するものとして考えられる答えは「体験」でした。
「小売再生」にはこのようなことが書かれています。
入場チケットを払ってでもその小売店舗に行きたいか?
小売店舗はモノを売るところではなく、体験・エンターテイメントを提供する場となっていくのです。
オフラインのメリット
✅プロダクトを購入する前に直接見て、試着したり、手に触ったりできる
✅体験型マーケティング
✅オンラインよりも店舗の方が顧客転換率は高い
✅検索において実店舗を持つブランドを優先する
✅実店舗があることで消費者とブランドの間の信頼を強化https://t.co/kJEnIttPgk— ハクライドウ@長崎島原手延えごまそば・黒ごまそうめん (@hakuraidou) 2018年9月2日
#新リテール の時代
オフラインでの消費者の行動データとオンラインメディア・オンラインショッピングの便利な点を組み合わせ、個人にカスタマイズした情報・体験を提供し、顧客と深いレベルでつながっていく。
デジタルリテールと実店舗のリテールの境界線は曖昧になる。https://t.co/kJEnIttPgk
— ハクライドウ@長崎島原手延えごまそば・黒ごまそうめん (@hakuraidou) 2018年9月2日
もしこれからの小売のあり方を考える拠点だとすれば、商品力や営業力を向上させることを目指すのではなく、来店したお客様にどんな「体験」を与えることができて、どんなことが喜ばれたのかをフィードバックする拠点になるといいなと感じます。
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