by fdecomite(画像:Creative Commons)
以前、脳内金属の研究、アルツハイマー病などの解明の手がかりにという記事を取り上げましたが、今回の記事によれば、マグネシウムイオンが脳の長期記憶に重要な役割を持つことがわかったそうです。
マグネシウムイオン、長期記憶に重要
(2012/6/8、TBS系(JNN))
東京都の研究機関が、脳の中のマグネシウムイオンが長期間にわたって記憶をとどめるうえで重要な役割を果たしていることを突き止めたと発表しました。アルツハイマー病などの治療に役立つと期待されています。
<中略>
アルツハイマー病の患者さんや老化した人の脳ではマグネシウムイオン自体が非常に少なくなっている。
(東京都医学総合研究所 宮下知之主任研究員)
マグネシウムイオンが長期記憶において重要な働きを果たしていることがわかったそうで、今後アルツハイマー病の治療に役立つことが期待されるそうです。