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有機農園「ひらんの里」さんに「平戸にんにく」を熟成・発酵させた「黒にんにく(有機栽培にんにく100%)」と有機JASへの取り組みについてインタビュー




■有機農園「ひらんの里」さんに「平戸にんにく」を熟成・発酵させた「黒にんにく(有機栽培にんにく100%)」と有機JASへの取り組みについてインタビュー

「健美黒にんにく(有機栽培にんにく100%)」
有機農園「ひらんの里」さんに「平戸にんにく」を熟成・発酵させた「黒にんにく(有機栽培にんにく100%)」と有機JASへの取り組みについてインタビュー

長崎島原手延えごまそばを販売するハクライドウ(舶来堂)は、長崎県平戸のオーガニック農園で栽培した「平戸にんにく」をじっくり熟成・発酵させた「健美黒にんにく」(有機栽培にんにく100%)を販売する有機農園「ひらんの里」の代表宗田摩哉さんに「平戸にんにく」「黒にんにく」にかける思いについてインタビューを行ないました。

【目次】

■有機JASへの取り組みのきっかけ

ひらんの里の宗田さんご夫妻
ひらんの里の宗田さんご夫妻

「安心安全なオーガニックの農産物が食べたい!」

農家の方に聞いてみると、オーガニック栽培では経営が成り立たないとのこと。

「多くの人がのぞんでいるだろうにナゼ?」

最近よく耳にする6次産業にいつか自分で挑戦してみたいと思っている中、平戸の活性化はやっぱり一次産業の農業、漁業がよくなくては!自分の子供たちが残って暮らしていける町にしたい、今私たちが始めなければ手遅れになってしまう・・・。

そんな思いの仲間が6年前、地元活性化グループを立ち上げ、JASへの取り組みを始めました。

これが私達夫婦の農業体験の始まりでした。

■JAS認定への道のり

有機栽培の畑
2018年11月10日に撮影したひらんの里の有機栽培の畑です。

JAS認定は本当に大変でした。

2年以上農薬や化学肥料を使っていない圃場(ほじょう)しかできないし、1年に一度更新があり、書類審査の準備、講習に農場検査、仲間で助け合わなければできない作業です。

安心安全な有機野菜(農薬不使用)に取り組んでみると、一に雑草、二に雑草!

雑草との戦い!!!

当たり前ですが除草剤は使えません。

おまけに慣行栽培より収量が少ない、形がそろいにくい。

倍の値段ではあるが手間ひまかかっているからもっと高くてもいいと思ってしまう。

販路さがしも大変!

大変な思いもしていますが、収穫してみるとなんとも美味しい。

みんなに喜んで頂ける嬉しさも!

■「平戸にんにく」と「黒にんにく」との出会い

かぼちゃ、きぬさや、ラッキョウと試していく中、にんにく、それも「平戸にんにく」に出会いました。

「平戸にんにく」は、その強さ、栽培の手間が少ない、重くない、貯蔵できる、高値だということで、これ1本でいこうと決心。

6次産業にも向いているかもと考えている中、「黒にんにく」に出会ったのです。

■創業助成金と相談会が私の背中を押してくれた。

人生の後半に踏み込んだ今、やらなかったことで後悔はしたくない!

未曽有の熊本地震に関わった経験は、まだまだ私もチャレンジできるとの思いを強くしました。

そして、創業助成金と相談会が私の背中を押してくれました。

■現在

うにがら
うにがらには中身も入っているので、ミネラルたっぷり!

8月から畑の手入れ、10月に植付け、5月に収穫・乾燥し、加工・熟成まで約1年間手間暇愛情かけて黒にんにくが出来上がります。

有機肥料にも地元の海産物資源である雲丹ガラ・海藻また自家製ぼかしを利用、周りを海に囲まれたミネラル分豊富な平戸ならではの環境により高品質の『平戸にんにく』になります。

■これからの想い

高齢化社会のなかでみんなの健康寿命を延ばし、私たちも一生元気で働き続けたい、また取り組んできたことを活かし継承できる事業を興したい。

「平戸にんにく」は品質の良さで徐々に人気が出てきており、平戸の土壌は根もの野菜に適していることもありブランド化で地域の農家が元気になればと思っています。

そして、この6次産業化で最初の目的である地域活性化への貢献が少しでもできるのではと思っています。

■ウォーキングコースとして人気の佐志岳のふもとの耕作放棄を借り受けて栽培

佐志岳|ひらんの里
佐志岳|ひらんの里

高齢化による耕作放棄地を借り受け「平戸にんにく」を栽培しています。

佐志岳は近年ウォーキングコースとして人気が出てきている風光明媚な地域です。

■軽トラック市

軽トラック市|ひらんの里
毎月第4日曜日に軽トラック市を開催しています。

毎月第4日曜日に軽トラック市を開催し、黒にんにくと有機野菜などを出品しています。

オレンジの軽トラが目印です。

■芽摘み体験&バーベキュー会

軽トラ市で募集したところ、福岡、佐世保、平戸から家族連れで参加していただき、芽摘み体験、牛舎見学、子牛の餌やり体験、地元食材のバーベキュー、佐志岳登り、サワガニとりなどを行いました。

■インタビューに応えて頂いたひらんの里の「黒にんにく」のご紹介

「健美黒にんにく(有機栽培にんにく100%)」
有機農園「ひらんの里」さんに「平戸にんにく」を熟成・発酵させた「黒にんにく(有機栽培にんにく100%)」と有機JASへの取り組みについてインタビュー

ひらんの里の黒にんにくは化学肥料や農薬、除草剤を使用せずミネラル分豊富な潮風に包まれた有機農園で育った「平戸にんにく」を原料に土づくりから加工まで約1年、自然の恵みを生かし仕上げた完全無添加の食品です。

時間をかけて自然乾燥・熟成させた黒にんにくは甘くかすかに酸味もあり、ドライ果実のようなまろやかな味わいと気になるニオイも少ないので毎日続けられます。

■地図・連絡先

〒859-5515 長崎県平戸市鮎川町1−2

■最後に!

2018年11月10日に「ひらんの里」を訪れました。

場所は奥平戸ともいわれる地域なのだそうで、近くには「鄭成功廟」や「鄭成功門」があります。

宗田さんご夫妻の案内で有機栽培の畑を直接見に行きました。

畑の周りにはイノシシがいるということで周りが囲われており、その畑の中に入ってみると、とてもきれいな赤土の土があり、その近くに肥料用のウニがらが置いてありました。

大変なのは、除草剤が使えないということで雑草との戦いと大きいにんにくを作るための芽摘みなのだそうです。

黒にんにくづくりは、畑の手入れ、植え付け、収穫・乾燥、加工・熟成まで約1年かかる大変な仕事と語るご夫妻でしたが、お二人の明るい笑顔が印象的でした。

長崎県平戸産の有機栽培にんにくを発酵・熟成させた「健美黒にんにく」がぜひ召し上がってみてください!

【有機栽培にんにく100%】健美黒にんにく45粒(160g入)|長崎県平戸のオーガニック農園で栽培したにんにくを熟成・発酵

黒にんにく
黒にんにく(有機栽培にんにく100%)







【追記(2019/1/17)】

有機黒にんにくとオーガニック蜂蜜のはちみつ漬けの作り方・レシピ/How to make organic honey fermented black garlic
オーガニック蜂蜜に有機栽培で育てた黒にんにくを漬けてみたのですが、これを食べさせた人に大評判です!

ぜひみなさんも試してみて下さい!

P.S.

■ニンニクの健康効果

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