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E型肝炎が過去最多、豚・イノシシ・シカなどの生食で感染

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by andrew wales(画像:Creative Commons)




E型肝炎が過去最多、豚・イノシシなどの生食で感染

(2016/7/19、TBS系)

豚やイノシシ、シカなどを生で食べることで感染するE型肝炎の患者が、今年すでに227人に上り、調査を始めた2003年以降で最も多くなったことがわかりました。

 E型肝炎をめぐっては、豚の生食は危険性が高いとして、厚生労働省が去年6月、飲食店で豚を生で提供することを禁止しました。

ジビエ料理を安全に食べるための指針―厚生労働省によれば、生または過熱不十分など適切に処理されないと食中毒やE型肝炎、寄生虫などの感染症の危険性が高いそうですが、調査を始めた2003年以降でE型肝炎の患者が過去最多になっているそうです。

■ジビエ料理に関する指針

ジビエ(野生鳥獣の肉)はよく加熱して食べましょう|厚生労働省

●狩猟

食べても安全だと判断できない肉は破棄するのを原則にしている。食べられない獲物の例として、(1)脱毛が激しい(2)著しくやせている(3)既に死んでいる−−などを挙げた。

銃で狩猟する場合は頭や首を狙い、腹部は外すことを求めている。胃や腸の内容物が拡散し、肉が汚れる危険があるためだ。

●食肉処理

解体する食肉処理業者は、内臓に病変がないかをチェックし、腫瘍などが見つかれば、まるごと廃棄する必要がある。食中毒に備え、狩猟者の名前や狩猟場所、日時などの記録を一定期間保管することも求めた。

●調理

調理の時に大事な点は加熱で、目安は「肉の中心部が75度になる状態で1分以上」。ジビエ料理を提供する飲食店は、肉を食肉処理業者から仕入れ、生肉は決して提供しないよう定めている。







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