by Kevin Krejci(画像:Creative Commons)
【追記(2016/6/12)】
(2015/6/16、medinew)
SmartHealth Engineを使えば、人口統計データや健康診断結果、リアルタイムのユーザーの行動なども考慮され、それらをもとに低コストな遠隔医療やジェネリック医薬品、そして糖尿病予防や禁煙のためのプログラムなど最適なプランをカスタマイズし社員に示すことができます。そして社員は、Keas+でソーシャルコミュニティやクイズなどを通して、ゲームのように楽しくプログラムを実践していきます。
米Keasは、個人別に最適な健康プログラムで、社員がゲームをプレイするように楽しく健康を目指すことにより、医療費削減につなげる提案をしています。
元Google HealthのAdam Bosworthが“健康ゲーム”Keasを立ち上げ
元Google HealthのAdam Bosworthが“健康ゲーム”Keasを立ち上げ
(2011/6/4、TechCrunch Japan)
構想では健康のためのMintを作るつもりだったが、でも、人びとは、自分の健康を測定したり数値で把握したいとは思っていないことを発見した。そこで彼は、Keasをゲームにした。
<中略>
Keasは、健康の維持増進のためのゲームだ。
毎週、3つの目標を選ぶ。エクササイズや、もっと果物と野菜を食べること、ストレスを減らすこと、など何でもいい。
目標を達成するとポイントがもらえ、また健康関連のクイズに正解してもポイントをもらえる。
自分の会社が会員になると、現金でごほうびをもらえる(一般的にアメリカの企業の人事部は、社員の健康や生産性の増進に貢献する企画に予算を割く)。
<中略>
Google Healthは”人びとがやりたいことは何か”を考えなかった。彼らはユーザに単純に”どこそこへデータを保存せよ”と言っただけだ。でも人は、データを保存することではなく、楽しいことを求めているのだ。
Keasとは、健康+ソーシャルゲームの組み合わせみたいです。
記事の中から判断すると、ビジネスモデルとしては、個人個人にアプローチするというよりも、会社に売り込むようにみえます。(BtoCというよりもBtoB?)
ある会社がこの健康ゲームを導入することで、会社側としては、社員の健康改善に役立つことが期待されます。
元Google HealthのAdam Bosworthが、健康の維持増進のためのゲームを考えたのは、人びとは、自分の健康を測定したり数値で把握したいとは思っていないことを発見したからなのだそうで、人々は楽しいことを求めているのであり、その答えが健康ゲームみたいです。
はたして健康ゲームが人々にどのように受け入れられるのか、注目です。