そもそも人と付き合うことが「普通」なのでしょうか?|20代男性の4割が「一度も彼女がいたことがない」

SMBC graduates serve as cross-cultural missionaries and ‘tent makers’ in locations around the world

by Sydney Missionary Bible College(画像:Creative Commons)




20代男性の4割が「一度も彼女がいたことがない」と判明|NewsPicks

(2014/12/18、livedoor)

今回はこのニュースに関する記事のNewsPicksに書かれているコメントを読んで感じたことを書いてみたいと思います。

なんとなくこちらのコメントを見ていると、自分からの目線だけで書かれているものが多く(コメントなのでそれでいいのですが)、さも人と付き合うことが当然という人が多いです。

そもそも人と付き合うことが普通なのでしょうか。

一度も彼女がいたことがないという人はその人なりの事情があり、そういう選択肢を選んできています。

例をいくつか挙げてみます。

1.彼女がほしいけど、どんなに頑張っても付き合うことができない。

  • 高嶺の花ばかりを追い求める(高望み)
  • 清潔感がない(女性が求める最低ラインにのっていない)
  • (20代になってようやく)人を好きになったため、どのようにしていいのかわからない

2.彼女がほしいけど、どうしても付き合いたいとは思わない。

  • 仕事や研究、趣味に没頭している(女性と付き合う時間がない)
  • 失敗(フラれる)のが怖い
  • 友だち関係がラク

3.彼女がほしいと思ったことがない。

  • 人を好きになったことがない
  • 女性ではなく男性が好き
  • 両親のことを見てきて、恋愛することに無意味さを感じる

人にはいろんな考えの人がいます。

そういういろんな考えの人をひっくるめて「草食系」とまとめるのは想像力がないように感じますし、もっと様々な視点から物事を見てみると違ったことが浮かび上がってくるのではないかと思うのです。

その人の選択を認めてあげる寛容さが必要なのではないでしょうか。

恋愛をしたいけどできない人にはできるような環境・やり方をアドバイスしてあげましょう。

アドバイスをきちんと受け入れて行動し続ける人はきっと結果がついてくるはずです。

恋愛するよりも仕事や研究、趣味に熱中したいという人は恋愛に後悔がなければ、そっと放ってあげましょう。

何かを成し遂げるかもしれません。

自分の意見を押し付けるというのは面白い世界ではないと思うので、そういう考えの人もいるんだと思える方が楽しいと思います。