by Army Medicine(画像:Creative Commons)
(2015/9/12、アピタル)
遠隔操作で内視鏡手術を支援する米国製のロボット「ダビンチ」について、厚生労働省の専門家部会は11日、製造販売の承認を心臓手術にも拡大することを了承した。
宇山一朗|ロボット手術「ダヴィンチ」の普及拡大に貢献|情熱大陸 9月28日によれば、ダヴィンチによる手術は、胃がん、前立腺がん、腎がん、食道がん、肝臓がん、すい臓がんで行われているようで、今回心臓手術にも拡大するそうです。
■ロボット手術のメリット
ロボット手術のメリットをまとめます。
- 一般の内視鏡手術では、1つのカメラによる平面の画像で、画面は鏡像(左右逆)になるのに対して、ロボット手術では、人間の視覚と同じ正対での3D画像で、最大15倍にズームアップすることが可能。
- アームは、人間の手首以上の稼働域があるため、臓器の裏側や狭い隙間にも自在に入り込みことができる。
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