by Stefan Insam(画像:Creative Commons)
> 健康・美容チェック > 目の病気 > 人工網膜や「バイオハイブリッド眼」:人工視覚の研究が進んでいる
人工視覚の研究:人工網膜や「バイオハイブリッド眼」
(2009/9/25、WIRED VISION)
目にチップを埋め込んで視覚障害者の視力を回復する技術が、実現にさらに近づいている。
マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究チームは、損傷した細胞を迂回して脳に直接視覚情報を送信できる人工網膜移植の研究に取り組んでいる。
眼球にマイクロチップを移植した患者は、小型カメラが接続された眼鏡をかける。
このカメラが、眼球に埋め込まれたマイクロチップに画像を送り、このチップが情報を脳に伝えるという仕組みだ。
正常な視力を回復するわけではないが、視覚障害者が部屋の中を移動できる程度の視力をもたらす、と研究者らは述べている。
マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究チームは、人工網膜移植の研究を行なっているそうです。
加齢黄斑変性などの目の病気によって失明された視力が回復するときは、もうすぐかもしれませんね。
⇒ 目の病気について詳しくはこちら
【参考リンク】
- 人工眼プロジェクト―人工視覚についての各種研究を分類して説明した東京工業大学のサイト
【関連記事】
- 網膜色素変性症によって失明した男性が人工網膜を装着して10年ぶりに妻の姿を見る
- グーグルが目の中に電子デバイス埋め込み視力改善する特許出願
- 視覚器官をバイパスして、カメラの出力を脳に直接入力する仕組み、2016年に臨床実験へ
- 最新式「人工眼」で視力回復に成功
- 人工角膜で視力回復-カナダ
- 人工網膜や「バイオハイブリッド眼」:人工視覚の研究が進んでいる
- 網膜色素変性症の患者の視力回復に成功-国内初
- 加齢黄斑変性、望遠レンズのインプラントで視力回復!
- 失明の兵士、舌で視力を回復【YouTube動画】
目の病気
■緑内障
■飛蚊症
■白内障
■眼精疲労
■老眼
■網膜剥離
■近視
■翼状片
■瞼裂斑
目の症状
■目の疲れ
■目の痙攣
■目が痛い
■目やに