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網膜色素変性症によって失明した男性が人工網膜を装着して10年ぶりに妻の姿を見る

Mayo Clinic patient’s first impressions with bionic eye

参考画像:Mayo Clinic patient’s first impressions with bionic eye(スクリーンショット)

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失明男性、10年ぶりに妻の顔を見る。「人工の目」を使って

(2015/2/27、ハフィントン・ポスト)

男性は68歳のアレン・ズデラードさんで、遺伝性の病である網膜色素変性症によって徐々に視力を失った。人工網膜の臨床試験に参加して「人工の目」を装着。

<中略>

「人工の目」である特殊眼鏡の装置は、損傷した網膜を使用せずに、視神経へ信号を送信して物体を見るもの。

網膜色素変性症によって失明した男性が人工網膜を装着して10年ぶりに妻の姿を見ることができたというニュースです。

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2010年にお伝えした最新式「人工眼」で視力回復に成功によれば、人工器官を網膜に埋め込み、眼鏡に装着した極小の外部カメラとつなぐ「人工眼」の開発が進んでいました。

その仕組みとしては、カメラが拾った光をプロセッサ装置を通し、電気信号に変えて人工器官へ送信し、さらに器官から視神経へそのデータを送って脳に映像を見せる仕組みでした。

今回の記事によれば、

映像は、わずかに顔の輪郭がわかる程度のぼんやりしたもの

ということで、2010年当時の研究に比べてどれほど進歩しているのか今ひとつわかりませんが、もっとこの分野が進むことによって、緑内障加齢黄斑変性などの目の病気によって失明された方の視力が回復する日も近いかもしれません。

⇒ 目の病気について詳しくはこちら







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P.S.

網膜色素変性症とは、網膜色素変性は、眼球の後ろの網膜にある光受容器が徐々に機能しなくなる進行性の疾患です。

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人工網膜や「バイオハイブリッド眼」:人工視覚の研究が進んでいる

I see you

by Stefan Insam(画像:Creative Commons)

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人工視覚の研究:人工網膜や「バイオハイブリッド眼」

(2009/9/25、WIRED VISION)

目にチップを埋め込んで視覚障害者の視力を回復する技術が、実現にさらに近づいている。

マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究チームは、損傷した細胞を迂回して脳に直接視覚情報を送信できる人工網膜移植の研究に取り組んでいる。

眼球にマイクロチップを移植した患者は、小型カメラが接続された眼鏡をかける。

このカメラが、眼球に埋め込まれたマイクロチップに画像を送り、このチップが情報を脳に伝えるという仕組みだ。

正常な視力を回復するわけではないが、視覚障害者が部屋の中を移動できる程度の視力をもたらす、と研究者らは述べている。

マサチューセッツ工科大学(MIT)の研究チームは、人工網膜移植の研究を行なっているそうです。

加齢黄斑変性などの目の病気によって失明された視力が回復するときは、もうすぐかもしれませんね。

⇒ 目の病気について詳しくはこちら

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